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日系企業動向【2017年5月】
■ホンダ 販売台数 4ヶ月連続前年比増
ホンダは、4月の中国における販売台数を前年同期比29.4%増の10万9,518台だったと発表した。最も販売台数が多かったのが、多目的スポーツ車(SUV)の「CR-V」が同比18%増の1万6,504台で、次いで「XR-V」、「シビック」が続いた。前年を上回るのは4カ月連続となった。
1月から小型車に対する減税幅が縮小したが、引き続き、販売が好調であること示した。
■日清 ポテトチップス生産販売開始
日清食品ホールディングスは、中国でのポテトチップスの生産販売を開始する。現地ですでにある即席めんの販路を活用し、中国全国で展開するという。
即席めんに次ぐ主力商品に育て上げ、2020年度には中国香港事業の売上高を2015年度比の3割増である537億円にする方針である。
■セコム 2年後 駆けつけサービス開始
セコムは、中国の家庭向け警備サービスを事業に本格的に参入するという。中国家電大手であるハイアールと業務提携し、警備機器の共同開発を進めていく。ハイアールの販路などを通じ、2年後を目処に警備員による駆けつけのサービスを開始する方針である。
■日清 香港に上場申請
日清食品ホールディングスは、中国・香港事業を行うグループ会社「香港日清」の上場を、香港証券取引所に申請したことを発表した。中国・香港事業の売上は、日清食品ホールディングス全体の約7%を占めるという。
■丸亀製麺のトリドール 香港中華麺店買収へ
丸亀製麺のトリドールホールディングスは、香港で人気のある中華麺店チェーンの運営会社を買収すると発表した。買収額は約150億円となる見込みで、トリドールホールディングスのM&Aでは過去最高となっている。
■クボタ 小型建機生産の増産
クボタは、2017年に中国での小型建機生産を前年比5割増の2,700台に増やすと発表した。
中国政府の景気刺激策によりインフラ投資が増えていることから、江蘇省無錫市の工場では売れ行きのいいミニバックホーなどを増産していく。
■日清 浙江省新工場稼働
加工食品大手の日清食品ホールディングスは、浙江省でカップラーメンの新工場を稼働した。中国の即席めん市場は日本の7倍の約385億食(2016年)である。この需要を取り込むため、生産能力を増設する。2020年度の中国事業の売上高を16年度の5割増しの537億円にしたいとしている。
■出光 上海 現地法人設立
石油類の精製・販売などを行う出光興産は、5月15日、上海市に有機EL材料事業の現地法人を設立したと発表した。近年、中国では有機ELディスプレー用の設備投資が活発化している。今後も需要が増えると予想されることから、材料メーカーとして情報収集や顧客対応を強化していく。
■ルネサス 長城汽車 提携
半導体大手のエレクトロニクスは、中国自動車大手の長城汽車と提携をする。技術分野ごとに共同開発チームを立ち上げ、両社の技術者が長城汽車の拠点で研究開発に取り組んでいく。
同社は、エンジン制御から自動運転まで車載半導体を手掛けており、完成車メーカーとの関係構築を進める。
■外資企業動向