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日系企業動向【2017年6月】
■ビジョン 販売好調
ベビー用品全般のメーカーであるピジョンは、2017年2月から4月の連結決算を発表した。純利益が前年比40%増の34億だった。
日本国内でのベビー用品の売上が好調だったほか、中国などでの販売が拡大した。
■SOMPO 訪日旅行者向けに旅行保険 拡販
保険会社を傘下に持つSOMPOホールディングスは、中国アリババ集団傘下の保険会社と提携し、訪日中国者向けに旅行保険の販売を拡大していくという。電子決済サービスのアリペイ(支付宝)や大手オンライン旅行会社のC-trip(携程旅行網)で取り扱う。年間50万件の販売を見込んでいる。
■ホンダ AIなどで中国企業と連携模索
自動車メーカーのホンダは、ITなどの分野で中国企業と連携を模索していることを明かした。
人工知能やコネクテッドカー関連などの分野で現地の企業と連携し、新たなサービスを打ち出すとしている。
■島津製作所 中国で共同研究を拡大
精密機械や計測器、医療器械製造企業の島津製作所は、中国で地元大学や研究機関と共同研究を拡大していくことを発表した。顧客向けの技術開発拠点である分析センターを中国全土で8か所に増設するとしている。
■太陽日酸 中国で半導体用ガス工場 新設 2019年稼働
産業ガスで日本最大手の太陽日酸は、中国で半導体の製造工程に使用する特殊ガスの新工場を設立する。稼働は2019年を予定しており、投資額は30億円から40億円になるよう。
■外資企業動向
■現代自動車 百度と提携
韓国の自動車メーカーである現代自動車は、中国の大手インターネットサービス企業の百度(バイドゥ)と地図・音声認識サービスで提携するという。年末を目処に百度と共同開発した「百度マップオート」と「OSオート」の2つのソフトを、中国で販売する自動車に搭載する見込みである。 将来的には、自動運転技術の確立などにおいて、両社の連携を強めていきたい考えである。