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  2009年09月 日系企業他中国進出状況  

「新刊」
「中国投資・ビジネスガイドブック」
エヌ・エヌ・エー、チャイナワーク[編]
今後の中国ビジネスのための新指針!
◇税法、物流、不動産、進出と撤退、人事労務などの最新情報を網羅
◇日系進出企業を熟知したエキスパートが専門分野を解説
◇開放された中国の巨大マーケットへの企業戦略にも必携



   ◇◆銀聯カード◆◇

●日系企業 [生産拠点]     [国内市場その他] ●その他外資企業

≪日系企業≫

[生産拠点]

■丸紅 食肉小売りで合弁設立
丸紅は、中国の飼料・畜産大手の新希望集団(四川省)などと合弁会社「時和商業貿易」を設立、現地の食肉小売事業に参入する。資本金は200万ドルで上海市に設立する。2010年末までに上海中心に10店開設を計画。

■トヨタ自動車 中国でミニバンを生産
トヨタ自動車は、2010年夏から広州工場(広東省)でミニバン「カローラヴァーソ」(7人乗り)を年間8万台規模で生産する。生産は広州工場の第2ラインで行う。広州工場の年産能力は計36万台。中型車「カムリ」と小型車「ヤリス(日本名ヴィッツ)」、スポーツ多目的車(SUV)「ハイランダー」を生産しており、カローラヴァーソは4車種目となる。

■日野自動車 大型トラック生産を開始
日野自動車は、広州市にある合弁貸家・広汽日野自動車」で大型トラック「HINO700シリーズ」の生産を開始した。2009年度は600台販売を予定、将来は年間2万台の販売を計画。中国には日本から輸出していたが、建設需要の成長が続くと見て現地生産に切り替える。

■日本スペリア社 中国工場の能力5倍に 
はんだ製造大手・日本スペリア社(大阪府)は、中国で家電向けのはんだの生産を拡大する。江蘇省の現工場を移転増強し、生産能力を5倍に引き上げる。 投資額は約8000万円、延べ床面積は約2000u。月産50トンの能力を備え、上海などに工場をもつ日系大手電機メーカーにはんだを供給する。

■荏原 原発部品の給水ポンプ生産
荏原は、2011年度に山東省の子会社で原子力発電設備の基幹部品である給水ポンプの生産を始める。専用の試験設備などを導入し、供給体制を整える。荏原が生産するのは原子炉に蒸気用の水を送り込むポンプ。世界の主流となっている沸騰水型、加圧水型のどちらにも必要となる基幹部品。

■オータックス スイッチ・コネクター生産を中国工場に全面移管
オータックス(横浜市)は、主力のスイッチやコネクターの生産を深センの中国工場に移管する。10月から段階的に実施し、年内をめどに完了する予定。中国工場では2008年12月から試験的に端子台の生産を移管済み。従業員の技術レベルや生産設備が一定の水準に達したことから、汎用品の全面移管を決めた。

■三菱ガス化学 製紙向け漂白剤新工場を建設
三菱ガス化学は、江蘇省に紙の漂白や半導体の洗浄に使う過酸化水素の新工場を建設した。約40億円を投資、年産能力は3万トン。これにより同社の過酸化水素の生産能力は約15%引き上げられた。

■三菱重工業 タイヤ製造装置の組立工場を建設
三菱重工業は、江蘇省常熟経済開発区にタイヤ製造装置の組立工場を新設する。建物はリースとし、一部設備の導入にとどめる、2010年春稼働予定。主要部品は広島製作所から中国に送る。フレーム部分は中国国内で調達し、新工場で組み立てる。

■東洋ゴム工業 単独出資のタイヤ工場建設
東洋ゴム工業は、中国に乗用車向けとピックアップトラック向けの交換タイヤ工場を建設、2011年末に生産開始する。投資額は約100億円。年200万本を生産し、中国国内で販売する。これまで中国では台湾のゴム会社との合弁会社2社で現地生産し、年100万本弱を販売していた。単独出資の新工場建設に伴い、合弁契約は解消する。

■積水化成品工業 中国で高機能樹脂の生産本格化
積水化成品工業は、蘇州の生産拠点・積水化成品(蘇州)科技で高機能樹脂「ピオセラン」の生産を本格化した。日本、台湾、米国での生産と合わせて供給能力は1万トンになる。

■天野エンザイム 食品用酵素工場を稼働
天野エンザイム(名古屋市)は、10月に江蘇省で食品用酵素の工場を稼働する。すでに現地の酵素専業メーカーと合弁会社を設立、合弁相手の泗陽協達から工場と営業担当を含む従業員約100人を引き継ぐ。チーズやビールなどの発酵を促進する食品用酵素を製造する。また、天野エンザイムの製造手法や品質管理ノウハウも導入する。

■池上金型工業 中国に一貫生産工場設立 
樹脂部品の成型用金型メーカー・池上金型工業(埼玉県大利根町)は、江蘇省昆山市に全額出資の製造子会社「昆山池上金型(仮)中国」を設立、金型の一貫生産工場を新設する。2010年1月稼働の予定。素材の調達から部品の製造、金型の組み立てまでをすべて現地で手掛ける。

■サラヤ 手洗い用消毒器を増産 
手洗い消毒剤などを製造するサラヤ(大阪市)は、液体せっけんや消毒剤全量を生産する広東省の工場を2010年5月予定で東莞市内に移転し、生産能力を3倍に増やす。投資額は約10億円。建物の延べ床面積は現工場の約2.6倍にあたる約40万u、現在5万台の月産能力を15万台規模に引き上げる計画。

■ユニプレス 広州市に新工場建設
ユニプレスは、広州市にトランスミッション部品の新工場を建設する。投資額は約34億円、2011年に稼働予定。トランスミッション部品生産での中国進出は初めて。現地で変速機メーカーのジヤトコなどに供給する。新工場は既存のプレス部品工場の隣接地に設置する。敷地面積は7万u。


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[中国国内市場 その他]

■コンテンツバンク 著作権事業で合弁設立
著作権管理のコンテンツバンク(東京・新宿区)は、中国企業・真妙科技有限公司(杭州市)と合弁会社・版銀科技有限公司(杭州市)を設立、中国で日本のアニメやドラマを使った著作権ビジネスを開始する。資本金は1000万円で、出資比率は真妙科技60%、コンテンツバンク30%。10月から現地のゲームや雑貨メーカーに契約を働きかける。2013年までに著作権利用に伴う収入を年5億円に増やす計画。

■NTTデータ ソフト開発で合弁
NTTデータは、生命保険会社の基幹業務システム用ソフトを開発する中国企業・易保網絡技術公司(イーバオ)、中国のシステム会社・東忠軟件公司と合弁会社「NTTデータ杭州」を設立した。新会社はイーバオが開発したソフトに顧客の利用形態に合わせた機能を追加する。資本金は1億円、NTTデータ70%、イーバオと東忠がそれぞれ15%ずつ出資。

■日本生命保険 北京の金融大手と提携 上海の企業と合弁解消
日本生命保険は、中国での生保事業で、電機メーカー大手・上海広電集団(上海市)と合弁関係を解消し、金融サービス大手・長城資産管理(北京市)を新しい提携相手にした。 日生と長城は約70億円ずつ追加出資し、合弁会社名を「長生人寿保険」とする。長城のネットワークを通じ、これまで上海周辺だった事業を中国全域に広げること。

■日立建機 中国で販売強化
日立建機は、中国内陸部を中心とする5省(遼寧省、内モンゴル自治区、河北省、四川省、河南省)を販売強化重点地区に指定し、同社が日本で培った手法を重点地区の代理店に伝授し販売をテコ入れする。

■ユニー PB衣料品製造を中国から東南アジアへ移管 
ユニーは、中国が大半を占めているプライベートブランド(PB=自主企画)衣料品の生産を3年内に東南アジアと中国の割合を半々程度にする。中国では経済成長に伴って人件費などが上昇しているため、東南アジアへのシフトにより生産コストを引き下げ、競争力を高める。

■日本航空 関空−大連線を廃止
日本航空は、10月25日から関西国際空港―大連を結ぶ路線を廃止する。同路線を週7便往復していたが、需要が低迷し採算ラインを大きく下回っているため路線運航の見直しを検討していた。

■帝人 スポーツ用品中国最大手と提携
帝人は、中国のスポーツ用品最大手・李寧(リ・ニン)とスポーツ向け衣料のリサイクルで提携する。李寧に再生ポリエステル繊維の生地を販売。使用済み製品を回収して原料に戻す循環型の仕組みも提供する。帝人が中国で同様のリサイクルを展開するのは初めて。

■カワサキプレシジョンマシナリ 舶用油圧ユニットを中国で拡販
カワサキプレシジョンマシナリ(KPM、神戸市)は、中国で舵取り器やウインチに取り付ける舶用油圧ユニットを拡販する。このほど川崎精密機械(蘇州)で現地生産を開始した。

■イオン 中国でプライベートブランド品を販売
イオンは、中国の店舗でプライベートブランド(PB=自主企画)品を販売する。現地向けに独自開発した商品で、メーカー品に比べ1〜4割程度安くする。まず食品中心に広東省の15店で扱う予定。

■富士通マイクロエレクトロニクス 中国での半導体設計を拡大
半導体大手の富士通マイクロエレクトロニクスは、中国でLSI(大規模集積回路)の設計業務を強化する。四川省成都市や上海市の拠点で技術者を積極採用し、現在約3割の現地設計比率を2年後をメドに7割まで引き上げる計画。

■日立製作所 武漢に事務所設置
日立製作所は、10月に武漢市(湖北省)に事務所を新設する。政府の公共投資で年率10%以上の成長が続く内陸部の販売を強化するのが狙い。環境関連製品や自動車部品などを売り込む。日立の中国内陸部の営業連絡拠点は4カ所目。

■ホソカワミクロン 中国での粉体機器販売戦略見直し
ホソカワミクロンは、10月から現地販売子会社で複数のブランドごとに専任者を置き、営業を強化する。ホソカワは買収した複数メーカーのブランドがあるが、中国では独「アルピネ」ブランドの販売を主力としていた。ブランド単位で専任者を配備することで中国市場の需要を開拓する。

■セブン―イレブン・シャパン 天津に200店出店 
セブン―イレブン・ジャパンは、北京と上海に続き、天津に出店、3〜5年で同市内だけで200店舗体制にし、北京では年内にもフランチャイズチェーン(FC)展開を始める計画。天津市での出店はセブン―イレブン・ジャパンの子会社セブン―イレブン北京(北京市)が担当する。

■日本航空・全日本空輸 羽田〜北京線を新設 
日本航空と全日本空輸は、10月25日から羽田空港〜北京空港の間の路線を新規開設する。日航が毎日1往復、全日空が中国国際航空との共同運航(コードシェア)も含めて同3往復する。

■クラレ 中国で衣料繊維事業を強化
クラレは、海外での繊維販売を担当する子会社・クラレトレーディングに中国市場攻略の専門部署を設立する。現在素材別に分散する中国市場向けの営業窓口、戦略を一本化し、新部署が中国向けの営業活動を横断的に統括する。まず中国に生産拠点をもつ日系アパレルメーカーなどをターゲットに高付加価値繊維を拡販する。

■アローズコーポレーション 中国語対応スタッフを店舗等に派遣
企業向けセールスプロモーションやイベント企画・運営のアローズコーポレーション(大阪市北区)は、中国語対応スタッフの派遣・中国語翻訳代行サービスを始めた。1日単位でも依頼することができ、サービスを利用する店舗や企業にとっては雇用リスクを軽減できるメリットがある。

■ビリングシステム 中国向け通販の決済など代行 
インターネットを使った決済サービスを提供するビリングシステム(東京)は、中国アリババグループのアリペイドットコム(浙江省)と提携し、日本のメーカーやネット通販事業者などに、アリババの決済サービス「Alipay(アリペイ国際決済)」を利用した中国向けメーカー直販や通販の決済・収納代行サービスを今秋から提供する。

■清本鐵工 排水処理施設の運営・メンテ会社設立
清本鐵工(宮崎県延岡市)は、大連市金州区で処理能力1日当たり5000トンの下水処理場を完成し、近く大連市と正式な契約を結びPFI(民間資金を活用した社会資本整備)方式で同社が運営する。また現地に設備運営会社など関連会社も設立した。

■三井物産 中国の畜産大手と業務提携
三井物産は、中国の畜産・飼料大手の新希望集団(四川省成都市)と業務提携することで合意した。中国への飼料原料の輸入などを手掛ける合弁事業の立ち上げを検討するほか、日本の飼料会社の技術を新希望集団に導入する。

■光岡自動車 自社ブランド車事業で中国に参入
光岡自動車(富山市)は、2010年4月に自社ブランド車事業で中国に参入する。北京市にショールームを設置する。上海市と広州市への出店も計画している。
直営店は設けず、販売代理店を募る。マツダのスポーツカー「ロードスター」を改造した自社ブランド車「卑弥呼(ひみこ)」などを投入し、中国では初年度35台販売を見込む。

■トヨタ自動車 自動車ローンを全土で展開
トヨタ自動車は、自動車ローンの提供が沿岸部中心に40都市で300店舗だったのを、2010年度までに内陸部を加えた全国60都市で800店舗と2.7倍に増やす。販売店総数は現状の550店から、2年で1000店前後に増やす計画。2010年度中に重慶、昆明、武漢などの地域を重点的に加える。

■サンリオ 中国で幼児用雑誌刊行
サンリオは、2010年中に中国で幼児向けの知育雑誌を刊行する。日本で定期刊行しているキャラクター付きの知育雑誌「わんぱくぶっく」と「なかよしぶっく」を凸版印刷が中国語に翻訳、現地大手出版社・青島出版社(青島市)が毎月発行する。青島出版社に雑誌発行のライセンスを供与し、売上高の一部をサンリオがライセンス料として受け取る。

■クレディセゾン 中国での日系小売業のハウスカード発行を検討
クレディセゾンは、中国に進出している日系小売業のハウスカードを早ければ2010年に発行する方向で検討に入った。同社は過去にカード事業で中国に進出したが撤退した経緯がある。今回新たに特定の店舗でのみ利用できるハウスカードの形で進出することで、中国カード市場での足場を固めたい考え。中国でカード事業を展開するため、現地銀行の提携行を模索している。

■神戸税関 1〜6月期 中国製品輸入増加 
神戸税関によると、神戸港の2009年上半期の冷凍・加工食品を含む「肉類と肉類加工品」の中国からの輸入額は前年同期比27%増の約54億円だった。日本国内では2008年1月に中国製冷凍ギョーザから有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が検出されて以来、2008年度の「肉類と肉類加工品」の中国からの輸入額は2007年度比37%減だった。

■日立製作所 重慶のモノレール向けシステムなど受注
日立製作所は、重慶市が計画するモノレール路線向けの車両用駆動システムや軌道用機器を重慶市軌道交通総公司から受注した。受注額は約80億円。モーターや補助電源装置などを2011年内の開業までに納入する。

■京二 中国製切削工具取引を拡大
京二(東京都千代田区)は、新たに大連経済技術開発区伊達工具(遼寧省大連市)のホルダー、ドリルなどを扱う。すでに取引がある鄭洲市ダイヤモンド精密製造の子会社・上海山田刀具(上海市)のリーマー、エンドミルなどの回転工具も取り扱う予定。2009年度は中国工具全体で10億円の売上高を目指す。

■ファーストリテイリング 上海に出店
ファーストリテイリングは、ユニクロ店舗を上海に来春出店する。上海はアジアのグローバル旗艦店となる計画。

■N・S・マネージメント 日式アイスを中国で展開
飲食事業のベンチャー企業N・S・マネージメント(青森県弘前市)は、新感覚の氷菓「北の綿雪(わたゆき)」の販売店舗を上海に出店する。上海に店舗を運営する現地法人「北の綿雪上海」を設立。店舗は9月中に1号店を上海市内にオープンする予定。現地には併せて製氷工場を設ける準備を進めている。同商品製造に必要な原材料(牛乳、超純水、寒天など)は日本から輸入する。

■シャープ 中国企業に液晶パネル生産設備を売却
シャープは、中堅電機メーカー・南京中電熊猫信息産業集団(CECパンダ)の液晶パネル子会社に、亀山第1工場(三重県亀山市)の第6世代液晶パネル生産設備を売却する。最先端の第8世代の液晶パネルについても今後、現地企業と合弁生産の協議を進めることで合意した。

■伊藤忠商事 女性下着の現地製販大手に28%出資
伊藤忠商事は、中国の女性向け下着5位メーカー・大連雅文内衣(遼寧省大連市)に出資する。株式28%を取得し、女性向け下着などの事業を始める。投資額は10億円弱。雅文グループは「サンフラン」ブランドで中国に600店を展開するほか、2008年末に立ち上げた新ブランドを2013年までに300店展開する計画。伊藤忠は素材を供給し、デザイン指導も行う予定。

■味の素 医薬事業で中国企業に販売権供与
味の素は、消化器系の難病であるクローン病の症状改善薬について、中国での販売権を現地企業・万和製薬(深セン市)に供与した。味の素の症状改善薬はアミノ酸が主成分で、患者が栄養を摂取し快復力を高めるのに使われる。

■ワタベウェディング 中国婚礼大手と提携
ワタベウェディングは、中国大手の婚礼企業・重慶金夫人実業(重慶市)と提携、中国人向けリゾート挙式事業を行う。沖縄、北海道などのチャペルを舞台に挙式サービスを提供。中国人の個人ビザが7月に解禁されたことに対応し、提携先の中国企業を通じて富裕層に売り込む。

■東京電力 中国の送配電大手と協定
東京電力は、中国南方電網と交流協定を結んだ。送配電網の品質改善や二酸化炭素(CO2)排出量削減など技術分野を中心に人事交流や情報交換を行う計画。南方電網の2008年販売電力量は4826億キロワット時、電気料金収入が2842億元だった。


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[その他外資企業]

■フォード・モーター 中国に第3工場を新設
フォード・モーターは、中国に第3工場を新設する。調査会社JDパワー・アンド・アソシエーツによると、米自動車業界2位のフォードは売り上げの2.8%を占める中国市場では業界12位。新華社通信の報道では重慶市に建設される新工場は、高級セダンとスポーツ用多目的車(SUV)を生産する予定。

■ゴールドマン・サックス 吉利汽車に300億円出資
米ゴールドマン・サックスは、関連会社に中国の吉利汽車から転換社債と新株引受権(ワラント)を発行、25億9000万香港ドルを調達すると発表した。調達資金は一般の運転資金のほか設備投資や買収資金にあてられる予定。詳細は明らかにされていない。吉利汽車によると、転換社債とワラントがすべて株式に転換された場合、ゴールドマンの出資比率は15.1%になる。

■上海GM 米GMから完成車や部品など調達
米ゼネラル・モーターズ(GM)は、上海汽車との合弁・上海GMに、完成車や部品、機械設備など総額6億700万ドル相当を納入する。

■ユニリーバ 上海に研究センター開設
ユニリーバは、上海で世界6番目のグローバル研究開発センターを開設した。投資額は5000万ユーロ。研究所スタッフは、世界15カ国から450人近くが採用され、製品開発と基礎研究を同時に行う。

■北朝鮮 丹東に領事館支部開設
北朝鮮は、遼寧省丹東市に「瀋陽総領事館丹東支部」を開設した。丹東は中朝貿易の約7割が集中するとされる中朝関係の拠点都市。丹東支部はこれまで同省瀋陽市にある瀋陽総領事館が担当してきたビザ発給など領事業務を行う。

■米ゼネラル・モーターズ 中国第一汽車と合弁
米ゼネラル・モーターズ(GM)は、中国第一汽車集団(吉林省)と小型車商用車を生産販売する合弁会社「一汽GM軽型商用汽車」を設立した。折半出資で、総投資額は20億元。2010年に20万台の生産台数を計画。契約期間は30年間。

■アサバスカオイルサンド社 中国石油から19億カナダドル出資
カナダのアルバータ州で石油と砂が混じった「オイルサンド」の開発を進めるアサバスカオイルサンド社は、中国石油(ペトロチャイナ)から19億カナダドルの投資を受け入れる代わりに事業の一部を譲渡する。アサバスカ社は最大50億バレルの埋蔵量を持つ地域の事業について、60%を中国石油に譲渡。年内に日量3万5千バレル規模で操業を始める予定。


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