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 100万人の中国語


その190.「核文字」を攻める (6)


 「核文字」という非常にルーズな概念は、簡単に言って
しまえば、“会”のような「マルチ・プレーヤー」、
「オールランドプレーヤー」を指すものと考えていただ
ければ分かり易い。

 「主要な文字」、「特に重要な文字」、「働き手の文字」、
「活躍している文字」、「他の文字と文字をつなぐ文字」、
「他の文字群を率いて行く文字」

等とも表現できようが、どれも全面的にこの文字の特徴と
特殊性と重要性を表し切れてはいない。そこで、中国語を
地球に例え、中国語の「コア」を形成する文字といった
イメージを与える「核文字」の方が、共通認識を得易いと
考え、これを採用した。

 そして、これにより、「核文字による中国語攻略法」が登場
することとなった。

 別の言い方をすれば、仮に、全ての中国語の名詞や動詞が全て
英語に取って代わられてしまっても、中国語の「核」は変わらず、
その「核」を構成するのが「核文字」なのだ。

 例えば、「核文字」の代表選手、“了”を例に取ると、

 “我 来 了。”
    ↓
 “I 来 了。”
    ↓
 “I come 了。”
    ↓
 “I 来 了。”
    ↓
 “我 来 了。”

 “了”さえ残されていれば、中国語と言える。
“了”も取り去られてしまうと、もはや、中国語とは言えない
代物となってしまう。つまり、「中国語のコア」が、跡形もなく
消え去ってしまうのだ。

 ここにこそ、「核文字」の存在意義があると言えよう。


(続く)

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