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 100万人の中国語


その165.「話す」「聞く」「読む」「書く」(11)

8.日本語を母語とする者にとっての中国語の音
    
 現在、亜細亜大学大学院生に中国語を教えています。院生の構成は、何と、日本人、韓国人、カンボジア人です。
    
 大変な時代になったものです。日本人が、韓国人やカンボジア人に中国語を教えるなどとは。

 しかし、ちょっと考えてみれば、英語に次ぐ国際語であり、使用者数は、世界一なのですから、当然過ぎる位当然と言えるでしょう。
   
 これから、ますます、こういった事例が増えて行くでしょう。

 その講義で分かったことは、中国語の音を身に付ける上で、日本人が特に不利という訳ではないということです。

 日本人は、決して中国語の音を身に付けること、「ピンイン」を会得することが格別下手という訳ではありません。

 本コラムで、既に何度も述べて来たことですが、日本語を母語にする者に限ってみれば、中国語の音を身に付ける上で、注意して掛からなければならないのは、以下の四つです。

1.中国語の音は、日本語より短い。  
2.日本語にない「四声」(5つのイントネーション)がある。
3.カタカナで書き表せない音がある。
4.中国語:「mao」一音節 →日本語:「マオ」二音節。
     
(続く)
 
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