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 100万人の中国語


その144.二段ロケット式外国語学習法(26)
 
4.第2目標地点と二段目ロケット

  第2目標地点までロケットを到達させるのが、二段目ロケットの役割です。
 従って、第2目標地点がどこに設定されるかによって、二段目ロケットの性能は、異なって来るはずです。

  第2目標地点を、海王星や冥王星などに設定した場合には、気が遠くなるような距離をカバーできるだけのロケットが開発されなければならないことになります。

  それは、外国語の学習において、60歳を超えるまで外国語を全く習って
 来なかった人が、ある特定の外国語、例えば、オーストラリア英語をネイティブと全く同じように話せるようにすることを第2目標地点に設定するようなものです。
  
  目下のところ、こういう目標地点設定は、頭では考えられても、それを可能にするロケットの開発は、不可能と断言しても、敢えて異論を唱える人はいないでしょう。

  しかしながら、「夢」は夢として、簡単にあきらめたくないですね。ここまで野心的でなくとも、上記の人物が、65歳でオーストラリアに移住しても生活に不自由しないというレベルに達することを第2目標地点とすると、レベルを落とせば、そこに至るロケットの開発は、全く不可能とは言えなくなるでしょう。
 
  以上、二つの目標地点と二つのロケットについて考えて来ましたが、「二段ロケット式外国語学習法」においては、やはり、まずは、第1目標地点に到達しないことにはその先がないということで、第1目標地点の設定と一段目ロケットの開発を優先せざるを得ません。まずは、こちらを固めてから、更なる高い「人生の目標」を実現することとしましょう。

(続く)
 

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