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  2013年04月 日系企業他中国進出状況  


DVD 中国語・日本語
「コンプライアンスの基本と 実践」

PHP研究所
DVD1枚で日本語・中国語の両方が選択で視聴できる。
9つのケースドラマと解説を通して、日ごろの行動に問題がないかを確認し、コンプライアンスの基本を学ぶ内容。


「中国投資・ビジネスガイドブック」
エヌ・エヌ・エー、チャイナワーク[編]
今後の中国ビジネスのための新指針!
◇税法、物流、不動産、進出と撤退、人事労務などの最新情報を網羅
◇日系進出企業を熟知したエキスパートが専門分野を解説
◇開放された中国の巨大マーケットへの企業戦略にも必携

 

●日系企業 [生産拠点]     [中国国内市場その他] ●その他外資企業

≪日系企業≫

[生産拠点]

■トヨタ・ホンダ 高級車の中国生産を検討
トヨタ自動車とホンダは20日、上海で同日開幕した上海国際自動車ショー(上海モーターショー)で、高級車を生産する考えを明らかにした。トヨタは「レクサス」の中国での現地生産を検討している。ただ、時期などは未定で生産までに「時間がかかる」としている。ホンダは「アキュラ」を中国で生産する。世界最大市場の中国で旺盛な高級車市場の開拓を本格化する方針を示した。

■ブリヂストンサイクル 常州工場を移転増強
ブリヂストンサイクルは常州工場「常州普利司通自行車」を移転し、生産能力を増強する。投資額は約5億人民元で、2014年下期の生産開始を予定。増強後の生産能力は最大で年間約100万台となる見込み。

■日新製鋼 銅メッキ鋼板事業合弁会社設立
日新製鋼は、自動車部品向けを中心に高品質な電気銅めっき鋼板を製造・販売する合弁会社「日新製鋼(南通)高科技鋼板」を江蘇省南通市南通経済技術開発区に設立した。2014年春に生産開始の予定。登録資本金は9000万元、日新製鋼が90%、神鋼商事が10%出資する。

■三菱重工 ターボ冷凍機を合弁で生産
三菱重工業は、遼寧省大連市に合弁でターボ冷凍機の製造・販売・サービスを手掛ける新会社を7月に設立する。新会社では、三菱重工から中型と大型ターボ冷凍機の製造に関するライセンス供与を受け、大連市内に約1万2000uの工場を新設する。2014年4月に工場を稼働させ、年間500台の生産体制を整備する計画。

■三菱重工 工作機械生産機種を拡大
三菱重工業は、江蘇省常熟市の工作機械工場で、門形五面加工機及びギヤシェーパの生産を開始した。門形五面加工機の「MVRシリーズ」とギヤシェーパ「SEシリーズ」を、ホブ盤と同様に、日本と同等の品質を確保しタイムリーに現地へ供給していく。併せて、22日(月)に北京市で開幕する「CIMT 2013 第13回中国国際工作機械展覧会」に今回の生産拡大対象となった両機種を出展、拡販につなげていく。

■日本電気硝子 広州に液晶パネル用ガラス加工拠点 
日本電気硝子は、広東省広州市に液晶パネル向けの基板ガラスの加工拠点を設ける。日本から輸出した基板ガラスを裁断して洗浄し、大型パネル用のガラスにも対応する。約40億円を投資し、2014年7月に稼働、中国の加工拠点は2カ所目。

■トヨタ紡織 部品生産会社を設立
トヨタ紡織の子会社の「豊田紡織(中国)」が遼寧省瀋陽市に100%出資で生産会社「瀋陽豊田紡織汽車部件有限公司」を設立する。天井、ドアトリムなど自動車用内装部品を生産する。2013年7月設立予定。

■曽田香料 新工場建設
曽田香料の子会社「曽田香料(昆山)」が江蘇省昆山市に用地を取得し、新工場を建設する。調合香料(各種フレーバー、フレグランス)の製造を行うもので、2014年上期稼働を予定している。

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[中国国内市場 その他]
■ヤマザキマザック 大連の新工場から部品供給 
ヤマザキマザックは大連市で稼働した新工場から、工作機械部品を日本など中国国外の自社工場に供給する。低価格の原材料・部品を現地調達し、比較的安い人件費で加工することで、日本などで製造する場合に比べ数%から1割程度の部品コスト削減を目指す。

■ヤマダ電機 南京店を閉鎖
ヤマダ電機は南京店を5月末で閉鎖すると発表した。2012年3月に開店したが、想定よりも売上高が低迷していた。沖縄県・尖閣諸島問題に端を発する日本製品の不買運動も響いたとしている。中国に残る2店は営業を続ける。

■山九 瀋陽に支店開設
山九のグループ会社「中国・大連山九国際物流」が4月1日に瀋陽支店を開設した。瀋陽支店は大連山九初の支店で、瀋陽地区と東北全域の営業活動および、コンサルティング業務の活性化を狙いつつ、東北物流ネットワークの構築を目指す。

■トッパンフォームズ 資本業務提携
トッパン・フォームズは、浙江省平湖市の印刷会社「茉織華」と、出資、調達、製造、販売、技術援助の5項目の資本業務提携契約を結んだ。最新の配送ラベルなどを競合他社に先んじて現地製造し、上海周辺に進出している日系と現地の物流企業に供給する。

■森精機と独DMG 中国の営業拠点を統合
森精機製作所は、独ギルデマイスター(DMG)と森精機が別々に持つ中国の営業拠点を10月1日に統合する。重複拠点は集約するものの、全体規模は落とさず人員を増やす。販売・サービス体制を拡充し、中国市場開拓に弾みをつける。

■三菱重工業 中国企業にKUガスエンジンの技術を供与
三菱重工業は、中国の陸・舶用エンジンメーカー「中高柴油機重工有限公司」にKUガスエンジンの技術を供与することで合意し、ライセンス契約を締結した。KUガスエンジンの一層の浸透をはかりながら、今後、需要の急拡大が期待されるガス分散電源市場でシェアを拡大していくのが狙い。今回の契約の対象となったのは、出力4,450kWの14 KU30GSIガスエンジンで、同機種の事業が軌道に乗った段階で、対象機種を拡大していく予定。

■NEC 重慶市とスマートシティ・クラウド分野で戦略的パートナーシップを締結
NECはスマートシティやクラウドサービス分野に関して重慶市と戦略的パートナーシップを締結することで基本合意に達した。IT人材育成、最先端技術開発、商品・サービス開発、販売展開というエコシステムを発展させ、将来的には同市向けのみならず、中国全土、更に中国発グローバルのサービス開発・提供を実現すべく、同市の産業振興を推進する。

■高島屋 上海店の売り上げ目標下方修正 
高島屋は、昨年12月に上海市に開業した中国1号店の初年度売り上げ目標を130億円から80億円に下方修正する。5後をめどに黒字化をめざす方針には変わりはない。

■日立 評価・開発センターを開設
日立製作所と同社100%子会社「日立(中国)研究開発有限公司」は、「日立中国材料技術創新センター」を設立した。中国の材料を日立グループの製品に使うための分析・評価や効率的な製造プロセス技術の開発などを行う。

■ユニクロ 上海に世界最大店舗 
ファーストリテイリング傘下のユニクロは今秋、上海に売り場面積約6600平方メートルと、同社世界最大の店舗を開く。上海の新店舗は最新の店舗設計や品ぞろえで中国でのブランド向上につなげる。

■プロロジス BTS施設の賃貸契約締結
プロロジスは、中国物流企業の徳邦物流と2棟のビルド・トゥ・スーツ(BTS)型施設の賃貸契約を締結した。2棟の合計は4万1957uとなる。「プロロジス東莞石碑物流センター」内に開発し、珠江デルタ地域東部への配送センターとして運営する。

■NECが携帯電話事業の売却検討、中国レノボとの統合交渉
NECが携帯電話端末事業の売却を検討している。同事業を手がける子会社、NECカシオモバイルコミュニケーションズの売却に向けて、中国レノボ・グループ(聯想集団)との交渉などを進めている。NECカシオモバイルは米アップル収益が悪化しており、単独での生き残りは難しいと判断した。

■TNTエクスプレス 中国国内のロード配送事業を売却
TNTエクスプレスは、中国の国内ロード配送事業(TNT Hoau)を、同国の金融グループであるCITIC 傘下のプライベート・エクイティ子会社(CITIC PE)が運用するプライベート・エクイティ・ファンドに売却する。TNT Hoau は、中国有数の国内ロード配送サービス・プロバイダで、日付指定配達サービスにおいて業界をリードしている。中国国内の600以上の都市を結ぶ約1500か所のデポからなる広範な国内ロード配送ネットワークを運用している。

■伊藤忠ロジスティクス 現地法人を社名変更
伊藤忠ロジスティクスの中国現地法人「愛通国際貨運代理(上海)」が4月1日、伊藤忠物流(中国)との一貫物流営業を充実させるため、「伊藤忠貨運代理(上海)」に社名変更した。

■日系大手3社の中国新車販売 3月も前年割れ
トヨタ自動車、日産自動車、ホンダの日系大手3社の3月の中国での新車販売は前年同月比7−17%減となった。各社とも4月下旬に開かれる上海モーターショーでは期待の新型車をPRし、販売正常化に向けて攻勢を強める方針。3月の販売台数はトヨタが同11.7%減の7万5900万台、日産が同16.6%減の11万台、ホンダが同6.6%減の6万1115台だった。

■ノリタケ 中国の研磨布紙メーカーを子会社化
ノリタケカンパニーリミテドは中国の研磨布紙メーカー「江蘇鋒芒複合材料科技集団(FM、江蘇省鎮江市)」を子会社化する。6月をめどに10%出資し、来春をめどに70%まで出資比率を高め、子会社化する。FMの販売力を生かし、中国市場で研磨布紙の事業拡大を目指す。


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[その他外資企業]
■クリスティーズ、中国本土で競売免許
競売大手クリスティーズは、アート作品を扱う国際的な競売会社では初めて、中国本土で自社の競売を行う免許を得た。今秋に上海で競売を実施する。免許取得によりロンドンやパリ、ニューヨーク、香港同様の取引を、上海の顧客とも行うことができるようになる。


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