www.chinawork.co.jp
トップぺージ Book Store 経済の眼睛 業務案内

 

  2012年7月 日系企業他中国進出状況  


DVD 中国語・日本語
「コンプライアンスの基本と 実践」

PHP研究所
DVD1枚で日本語・中国語の両方が選択で視聴できる。
9つのケースドラマと解説を通して、日ごろの行動に問題がないかを確認し、コンプライアンスの基本を学ぶ内容。


「中国投資・ビジネスガイドブック」
エヌ・エヌ・エー、チャイナワーク[編]
今後の中国ビジネスのための新指針!
◇税法、物流、不動産、進出と撤退、人事労務などの最新情報を網羅
◇日系進出企業を熟知したエキスパートが専門分野を解説
◇開放された中国の巨大マーケットへの企業戦略にも必携

 

●日系企業 [生産拠点]     [国内市場その他] ●その他外資企業

≪日系企業≫

[生産拠点]

■デンソー 二輪用部品製造拠点と地場メーカーの事業を統合
デンソーは、二輪用部品グループの「重慶電装」と二輪部品メーカー「昆山鞏誠(コンザン・キョウセイ)電器」の事業の統合を完了し、合弁会社「鞏誠電装(重慶)」を設立した。キャブレタ式二輪車向け製品、及びFI式二輪車向け製品の設計・製造・販売を行う。

■三菱重工 中国で歯車加工用のギアシェーパー生産
三菱重工業は、常熟市の工作機械工場で、2013年をめどに歯車加工用のギアシェーパーの生産を始める。同工場はすでにホブ盤の生産を始めており、ギアシェーパーをセットで購入する顧客向けに、両機種ともに現地生産することでコストと納期の圧縮を目指す。

■日本精工 風力発電用軸受生産
日本精工は2013年に中国で風力発電用大型軸受の生産を始める。中国で風力発電装置の製造ラッシュが続いていることや、円高リスクを低減するため海外生産に乗り出す。

■部品メーカー50社 江蘇省丹陽の自動車工業園に進出
日本の中小自動車部品メーカー50社が2012年7月3日、江蘇省丹陽市の丹陽自動車工業園に入居した。うち22社は丹陽市政府と進出に関する契約を結んでおり、第1期の投資額が6500万米ドルとなる。

■ホンダ 東風ホンダ第二工場が稼働
本田技研工業の中国での四輪車生産販売合弁会社「東風本田汽車」が、第二工場(湖北省武漢市)を開所した。
世界で初めて搬送の高さを自在に設定できるドア収納型フルパレット搬送組立ラインの導入や、作業員の歩行数を最小限に抑えたバリアフリー工程を採用している。第二工場稼働時の年間生産能力は10万台で、翌年に12万台へ拡大し、将来は24万台まで引き上げる計画。

■パナソニック 蘇州工場のリチウムイオン電池工場竣工、稼動
パナソニックグループの三洋エナジーが蘇州工場内で建設を進めていた民生用リチウムイオン電池新工場が竣工した。新工場の稼動により、蘇州工場での極板・セル・電池パックの一貫生産体制を構築し、グローバル競争力を強化する。

■ユニ・チャーム 江蘇省に子会社設立
ユニ・チャームは7月17日、中国江蘇省揚州市に生産子会社「尤妮佳生活用品(江蘇)公司」を設立した。資本金は、3000万米ドルで、中国の生産子会社を統括する持ち株会社「尤妮佳(中国)投資公司(上海市)」が全額出資した。紙おむつ、生理用品等を製造する。

■大塚製薬 広東省にポカリスエットの新工場竣工
大塚製薬の中国現地法人「大塚慎昌(広東)飲料」が、広東省江門市にポカリスエットの新工場を設立し、竣工した。中国の生産拠点は、天津を含め3工場となり、拡大する需要に対応するとともに、上海市、広東省での販売強化、拡大を目指す。

■住友ゴム工業 湖南省の工場が稼働
住友ゴム工業は湖南省長沙市に「住友橡膠(湖南)」を稼働した。中国で2か所目の同社タイヤ工場で、敷地面積55万u、投資額は2億9700万米ドル。

■パイオラックス 中国に生産拠点を設立
パイオラックスは湖北省武漢市に第2生産拠点の子会社「武漢パイオラックス」を設立し、中国における生産能力を増強する。自動車用樹脂・ユニット部品の製造を行うもので、操業開始は来年3月を予定しており、建屋面積約7000u、売上高は約25億円(2014年度)を計画している。

■LIXIL 外壁用大形タイル工場が稼働
LIXILは遼寧省瀋陽市に陶板(外壁用大形タイル)製造工場「瀋陽驪住建材」を開業した。中国におけるLIXILグループ19か所目の工場となる。

■東レ 四川省で樹脂コンパウンド生産へ
東レは四川省成都市に「東麗塑料(成都)」を設立した。10億円を投じて、年間1万1000トンの能力を持った樹脂コンパウンド設備を導入し、2013年10月の稼動開始を目指す。新会社設立により中国西部地区での樹脂コンパウンド事業の拡大を図る。将来には炭素繊維を使ったコンパウンドやLCPなどの特殊な樹脂も投入していく計画。

■日本製鋼 射出成形機を共同生産
日本製鋼所は、全額出資の生産子会社「寧波日鋼機械製造」(浙江省寧波市)での単独生産から、現地企業「寧波通用塑料機械製造」(同)との共同生産に切り替える。商習慣の違いによる影響を回避し、生産を安定的に拡大する狙い。寧波通用に技術供与を行い、2014年にも生産体制を刷新し、現状の10倍に当たる月産300台体制への引き上げを目指す。

[先頭に戻る]

[中国国内市場 その他]
■大ガス シリコン溶融炉用成形断熱材を拡販
大阪ガスは、化学事業子会社である大阪ガスケミカルの全額出資子で「大阪燃気化学(OGCS、上海市)」を設立、営業を開始した。大阪ガスが化学事業で海外営業拠点を置くのは初めて。シリコン溶融炉に使う成形断熱材を中心に事業展開し、初年度は2億円、2016年度に約20億円の売り上げを見込む。

■住友金属鉱山 販売・管理会社の営業開始
住友金属鉱山は、中国に販売および管理業務を行う100%子会社「住友金属鉱山管理(上海)有限公司」を設立し、営業を開始した。

■昭和電工 アルミラミネートフィルムの加工・物流業務を委託
昭和電工の子会社「昭和電工パッケージング」が、岩谷産業グループの「蘇州艾思尓電子薄膜」と「中山岩谷」へ、製品のスリット加工と中国・アジア市場での物流業務委託を6月より開始した。

■セントラル硝子 合弁契約を解消
セントラル硝子は、山東石大勝華化工集団(石大社)との合弁契約を解消し、合弁会社「東営盛世化工」を清算する。2010年12月に合弁会社を設立後、石大社と合弁事業の開始に向けて協議を続けてきたが、最終的に条件が折り合わない等、合弁事業を継続することが困難となったため、合弁を解消する。資本金765万5000米ドル、出資比率はセントラル硝子72%、石大社28%。

■三菱重工 天然ガス分散型電源事業
三菱重工業は、中国華電集団公司華電電力科学研究院(華電電科院)と中国で天然ガスを利用した分散型電源事業を共同で推進することで合意、覚書(MOU)を締結した。高効率で環境負荷を抑えたガスエンジンコージェネレーション(コージェネ:熱電併給)システムを普及させるのが狙い。

■クレディセゾン ローン事業展開
クレジットカード大手のクレディセゾンは今後1年をめどに、中国、ベトナムでローン事業をはじめる。中国では、まずは天津のヤマダ電機で家電を買う人向けにローンを始める。

■近鉄エクスプレス 重慶市の倉庫、2.2万uに移転拡張
近鉄エクスプレスの重慶市の合弁会社が本社倉庫「重慶及時達国際物流」を移転・拡張した。倉庫は重慶江北空港に隣接する場所に移転し、倉庫面積は3500uから2万2000uに拡張した。今回の移転拡張は、ロジスティクス需要の拡大に対応するために行うもので、今後はこの本社倉庫が内陸部のハブ拠点となる。

■イオン 中国で日本型SM展開
イオンは日本式食品スーパー(SM)モデルを中国に“輸出”する。グループのSM会社3社(マックスバリュ東海、同西日本、同中部)が中国国内でそれぞれ地域会社を設立、2014年をめどに本格展開を始める。この地域会社に三菱商事、三菱食品が出資し共同で温度帯別の商品の集荷、配送、管理体制を築く。中国で日系のSM会社が店舗展開するのは初めて。

■カンダホールディングス 国際宅配便事業で業務提携
カンダホールディングスの子会社「ペガサスグローバルエクスプレス」が中国の「順豊エクスプレス」と、国際宅配便事業に関する業務提携を行った。順豊エクスプレスが有する中国全土をカバーする3900か所の直営サービスセンターを利用した、中国に特化した格安の宅配サービス「Pegasus SF Express China」を7月17日から販売し、順豊エクスプレスが中国全土にわたる実配送を行う。

■グンゼ 男性肌着を拡販
グンゼは、中国で男性用肌着の直営店を2013年末までに現在の4倍の170店に増やす。まず百貨店を中心に現在の38店から年内に70店に増やす。

■コマツ 中国での部品調達率92%に
コマツは2013年度に、中国での建設機械部品の現地調達率(基幹部品を除く)を92%に引き上げる。中国には油圧ショベルなどの本体組立工場として江蘇省や山東省などに3拠点を持ち、2011年度の調達率(同)は71%。調達率の向上で、現状より10%の原価低減を目指す。

■レッドウッドグループ、PGGM 中国のファンドに出資
レッドウッドグループアジアとPGGMは、レッドウッド・チャイナ・ロジスティクス・ファンドに対する出資契約を締結した。PGGMは運用するPGGMプライベートリアルエステート・ファンドから9500万ユーロ(約95億円)相当の米ドル投資を約束している。同ファンドは当初出資金額25億人民元を目標とし、中国の高成長市場を選別して、流通・物流と軽工業施設に投資する。


[先頭に戻る]

[その他外資企業]
■マリオット 毎月1軒開業
ホテルチェーンの米マリオットホテル・インターナショナルは、2014年までに毎月1軒の割合でホテルを開業していく。同社が既に開業しているホテルは58軒、2014年までに100軒以上に増やす計画。

■トイザらス 北京出店
米玩具量販店大手のトイザらスは、北京市の「朝陽大悦城」に店舗を開設する。中国北部に出店するのは初めて。開業は2012年8月の予定。

■DHL 上海空港に「北アジアハブ」開設
DHLは上海浦東国際空港に、DHLの施設ではアジア最大の積み替え拠点となる「北アジアハブ」を開設した。これを皮切りに中国の物流インフラ拡充にまい進する。日本から中国に出る荷物も高速化する。北アジアハブは敷地面積8万8000平方メートル、延べ床面積5万5000平方メートルで、投資金額は1億7500万ドル(約140億円)。

■新型iPad発売へ
米アップルは20日から、タブレット端末「新型iPad」を中国でも売り出した。iPadの商標権をめぐり、中国企業と争っていた訴訟が6月末に和解に達し、人気商品を巨大市場に投入できる環境が整った、と判断したとみられる。

■アディダス 中国工場閉鎖、ミャンマーへ
スポーツ用品大手アディダスが中国唯一の直営工場の江蘇省蘇州工場を正式に閉鎖する。労働コストの上昇が原因と見られ、工場は今後ミャンマーに移転するもよう。


[先頭に戻る]

 

horizontal rule

Copyright© 2006 ChinaWork Co., Ltd. All Rights Reserved.