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  2012年4月 日系企業他中国進出状況  


DVD 中国語・日本語
「コンプライアンスの基本と 実践」

PHP研究所
DVD1枚で日本語・中国語の両方が選択で視聴できる。
9つのケースドラマと解説を通して、日ごろの行動に問題がないかを確認し、コンプライアンスの基本を学ぶ内容。


「中国投資・ビジネスガイドブック」
エヌ・エヌ・エー、チャイナワーク[編]
今後の中国ビジネスのための新指針!
◇税法、物流、不動産、進出と撤退、人事労務などの最新情報を網羅
◇日系進出企業を熟知したエキスパートが専門分野を解説
◇開放された中国の巨大マーケットへの企業戦略にも必携

 

●日系企業 [生産拠点]     [国内市場その他] ●その他外資企業

≪日系企業≫

[生産拠点]
■日立化成 煙台に民生用負極材の工場新設
日立化成工業の子会社「日立化成工業(煙台)」が、約5億円を投じて民生用負極材の工場を新設し、量産を開始した。今後も高い伸びが期待される中国・韓国市場の需要を取り込み、売上拡大を目指す。

■ホンダ 新ラインとエンジン工場建設
本田技研工業の合弁会社「広汽本田汽車」は、増城工場の敷地内に新たに第3ラインを建設する。2012年末に着工し、2014年に稼働予定。設立当初の年間生産能力は12万台で、将来的には24万台までの能力拡大を計画している。新たにエンジン工場も建設する予定で、投資額は、第3ライン(年産24万台まで)とエンジン工場を合わせて、35.6億元(約460億円)となる見込み。

■豊田通商 エアバッグ用基布製造が稼働
豊田通商と東洋紡績の合弁会社「東洋紡汽車飾件(常熟)」が、江蘇省常熟市常熟経済技術開発区に設立したエアバック用基布の製造・販売会社がより本格稼働した。資本金は約5億円、出資比率は東洋紡70%、豊田通商30%。

■オムロン システムインテグレーション合弁
オムロンは杭州市に「杭州通霊自動化股分有限公司」との合弁でシステムインテグレーション会社「欧姆龍通霊自動化系統(杭州)」(OTA)を設立した。資本金は約7億7000万円でオムロンの中国統括会社が51%出資する。

■日本精工 中国の営業拠点を30か所体制
日本精工は2015年度までに、中国の拠点を現在ある20か所から30か所まで増やすという。現在は山東省や江蘇省、浙江省などに拠点を設けているが、今後は内陸部にも増やしていき、販売体制を拡充していく。
また販売代理店のネットワーク拡大も進め、11年3月期1000億円弱だった中国市場の売上高を、2015年度までに2000億円に引き上げる。

■富士ゼロックス 中国オフィス設立
中国市場向けモノクロ複合機開発のため、中国オフィスを設立。2013年までに3機種同時開発を目指すこと目標とし、現地人材を育成、開発者を増強させるという。
中国オフィスは富士ゼロックス現地販売会社である「富士ゼロックスチャイナ」の組織として設立し、品質・技術サポート・マーケティング機能などを有する。

■ニッパツ 現地法人を設立
ニッパツの子会社スミハツは、江蘇省丹陽市に100%出資の現地法人設立を発表。建機用巻きばねを製造・販売を行う。資本金は5600万元で、2013年9月生産開始予定。

■三菱重工業 中国に産業用ディーゼルエンジンの生産販売会社を設立
三菱重工業は中国のディーゼルエンジン大手、Shanghai Diesel Engine Co.,Ltd.と合弁で、ディーゼルエンジンの生産販売会社を設立することを発表。新しく設立する合弁会社は「上海菱重発動機有限公司」で、産業用ディーゼルエンジン市場に参入する。
上海菱重発動機有限公司の資本金は2億元で、両社折半の出資となっている。所在地は上海市で、100億円規模の販売を見込んでおり、将来的には200億元まで売上を伸ばす方針としている。

■ナトコ 山東省に第2の生産拠点
ナトコは中国の現地メーカーへの販売強化等を図るため、山東省で操業中の子会社に加え、同省平度市に合成樹脂および塗料・ファインケミカル製品の製造販売拠点をナトコの100%出資で設立する。新会社の名称は「NATOCO FINE CHEMICAL (QINGDAO)CO.LTD.」、資本金は8800万人民元。

■シャープ 常熟に第二工場稼働
シャープは、江蘇省常熟経済開発区の事務機器生産会社「SOCC」内に、第二工場を稼働し、デジタルフルカラー複合機の生産能力を増強する。新会社名は「夏普弁公設備(常熟)有限公司」、投資額は約25億円で「SOCC」の 100%出資。稼働は2012年4月から。

■富士機工 河南省で自動車部品製造
富士機工は、台湾常裕富士機工とともに中河南省鄭州市に自動車用シフター製品、機関駆動部品の製造、販売新合弁会社を設立する。新会社名は「鄭州常富汽車配件」、資本金は250万米ドル(約2億円)で富士機工67%、台湾常裕富士機工33%の出資比率。操業開始は2013年を予定している。

■日立製作所 成都に昇降機の生産拠点
日立製作所と日立電梯(中国)は、四川省成都市に昇降機の新生産拠点を着工した。2013年3月の完成予定。生産能力は2013年度に年産5000台、2015年度には年産8000台にまで拡大する計画。中国全土での研究開発、製造、サプライチェーン、アフターサービス体制の最適化を図り、顧客ニーズに合致した製品とサービスを提供していく。

■東プレ 自動車用プレス部品製造
東プレは湖北省襄陽市に、自動車用プレス部品の製造・販売会社「東普雷(襄陽)汽車部件有限公司」を設立した。総投資額は約50億円で100%東プレの出資。操業開始は2014年1月の(予定)。

■ブリヂストン 広東省開平市に新会社
ブリヂストンは、中国市場での需要増加に対応するため、広東省開平市に発泡ゴム、ウレタン、電子精密部品の製造・加工・販売会社「普利司通(開平)高機能製品」を設立した。ブリヂストン100%の出資で、資本金は2000万USドル(約17億円)。


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[中国国内市場 その他]
■シノジャパン 倉庫実績収集管理システムに協業
シノジャパンは倉庫実績収集管理システムで、九州通医薬集団、NECと協業して、医薬品卸企業向けの倉庫実績収集管理ソリューションの拡販を行う。3社で九州医薬の倉庫管理システムとシノジャパンの高速Web通信ミドルウェア「@Hyway」を搭載したNEC製「Agile-MES Gateway」を組み合わせた倉庫実績収集管理ソリューションを開発。パッケージ化されたシステムを今後中国国内で医薬品卸企業を中心に共同で販売していこうというもの。

■ホクショー 現地法人設立
ホクショーは、上海市に「北商貿易(上海)」を設立し物流自動化機器・システムの販売・施工およびメンテナンスサービスの営業を開始した。

■キヤノン カラー複合機の展示会
キヤノンは中国の事務機器市場で攻勢をかける。2012年9−12月に北京など主要都市で、複写機や複合機などの製品・技術展示会を開催する。今後需要の拡大が見込めるカラー機拡販に向けた販売促進策も講じる。

■富士通 データセンター開設
富士通は、アウトソーシングビジネスの強化の一つとして、中国広東省管轄政府系企業との間で合弁会社を設立。会社名は「富士通(広東)科技服務有限公司」で、合弁会社が運営する富士通グループ中国初の自社所有のデータセンターを、4月11日開設した。
このデータセンターでは、ITサービスを提供するデータセンターであり、ファシリティ管理・運用管理・障害対応などを一貫して行う。

■日産 インフィニティ販売台数を10万台に引き上げ
4月9日、北京モーターショーで中国自動車青書フォーラムが開催された。フォーラムに出席した日産自動車インフィニティ中国事業部呂社長によると、2016年までにインフィニティの年間販売台数を国産分も含め10万台以上に引き上げることを目標としていることを明らかにした。

■ホンダ 3月販売台数は前年比11.6%の増加
ホンダ中国によると、3月の新車販売台数は6万5416台であり、前年同期比11.6%の増加となった。内訳は広汽本田(広州汽車との合弁)の販売台数が3万5637台(前年同期比9.3%増)、東風本田(東風汽車との合弁)が2万9779台(前年同期比14.5%)となっている。

■デンソー 中国開発拠点の移転と拡充
デンソーは上海市にあるテクニカルセンター(開発拠点、中国総括会社の一部門)を移転し、拡充を行う。2013年6月の稼働を予定している。テクニカルセンター移転・拡充は中国市場拡大に対応するためとしており、人員を2倍以上に増強するとしている。

■帝人 中国における研究開発機能を拡充
帝人は中国江蘇省南通市に「帝人(中国)商品開発センター」を設立。現在テキスタイル生産拠点である南通帝人有限公司(江蘇省南通市)の敷地内に開発センターを新設、研究機能を充実させ、中国市場の需要を取り込む。

■センコー 住宅物流事業を開始
センコーは、中国で住宅物流事業を行うため、現地法人を遼寧省瀋陽市に設立、営業を開始している。資本金は1500万円で、大型都市開発で使用される住宅資材の物流業務全般を受託する。

■宇部興産 石油由来のMEG製造法を中国10社に供与
宇部興産は2015年度をめどに、石炭からポリエステル原料となるエチレングリコール(MEG)の製造技術を中国企業10社程度に供与する。2015年度までにライセンス利用料50億円超を見込む。

■ヤマダ電機など 中国富裕層群向けの医療観光
ヤマダ電機、ワイテック、医療法人真木会など群馬県内の企業や病院が手を組み、医療観光(メディカルツーリズム)を柱にした中国人富裕層の観光客誘致に乗り出す。がん検診や温泉、家電ショッピングなど各社の特徴と地域資源を生かしたツアーを独自に企画。年内にも第1陣の受け入れを目指す。

■マツダ 大・中型SUV投入
マツダは2013年にかけて、スポーツ多目的車(SUV)2車種を中国市場に投入する。中型車「CX―7」を今年末から現地生産し発売するほか、大型SUV「CX―9」も来年初頭に発売する。すでに現地での生産販売を公表している「CX―5」と合わせ、SUVをフルラインアップで販売する。


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[その他外資企業]
■北京現代 第三工場が年内に完成
4月8日、建設中の北京現代の第三工場が2012年内に稼働する見込みであることを発表した。第三工場への投資総額は65億元、工場完成後の年産は40万台で、ヒュンダイの生産工場としては世界最大の工場となる。

■フォード 重慶工場の生産能力を6割引き上げ
4月6日、フォード中国が重慶への投資計画を発表。発表では、6億ドルを投入し、2014年までに年間生産能力を現在よりも35万台引き上げた95万台までに拡大する計画。

■サムスン 中国市場での成長率は最低2ケタを維持
4月3日、サムスン電子イCEOは、今後5年の間、中国における販売総額を毎年2ケタ拡大していくという目標を発表した。現在サムスンの中国市場での売り上げは500億ドルである。

■ハイアール 世界市場優先率を発表
3月31日、中国大手家電メーカー・ハイアールは2011年の運営状況を発表。報告では、2011年の実現収入は736億6300万元で前年比10.13%増だったという。純利益は26億9000万元(前年比19.86%増)。2011年におけるハイアールの大型家電世界市場シェアは7.8%で、冷蔵庫の世界シェアは16.7%に達した。

■フォルクスワーゲン ウルムチに新工場建設
フォルクスワーゲンはパートナーの上海汽車工業総公司(SAIC)と、中国西部のウルムチに自動車生産工場を建設する。新工場には、合計で約1億7000万ユーロを投資、2015年から年間最大5万台の車両を生産する。同時に、自動車部品のサプライヤーの周辺部へ進出をサポートし、独自のトレーニングセンターも開設する。


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