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  2012年3月 日系企業他中国進出状況  


DVD 中国語・日本語
「コンプライアンスの基本と 実践」

PHP研究所
DVD1枚で日本語・中国語の両方が選択で視聴できる。
9つのケースドラマと解説を通して、日ごろの行動に問題がないかを確認し、コンプライアンスの基本を学ぶ内容。


「中国投資・ビジネスガイドブック」
エヌ・エヌ・エー、チャイナワーク[編]
今後の中国ビジネスのための新指針!
◇税法、物流、不動産、進出と撤退、人事労務などの最新情報を網羅
◇日系進出企業を熟知したエキスパートが専門分野を解説
◇開放された中国の巨大マーケットへの企業戦略にも必携

 

●日系企業 [生産拠点]     [国内市場その他] ●その他外資企業

≪日系企業≫

[生産拠点]
■新田ゼラチン子会社 合弁会社設立
新田ゼラチンの子会社「ニッタケーシングズ」が中国の羊腸加工会社「北京秋実農業発展」との間で、コラーゲンケーシングの製造販売の合弁事業契約に調印した。本店所在地は北京、資本金は300万米ドル相当額、出資比率はニッタケーシングズ70%、北京秋実農業発展30%。

■フランスベッド 医療・介護用ベッド製造
フランスベッドホールディングスは、医療・介護用ベッド等の合弁会社を設立する。中国国内の病院・老人ホーム・在宅向け医療・介護用品市場への参入を狙う。「江蘇英端集団」(江蘇省南通市)と「ダイソウ工業」(三重県津市)による合弁会社を江蘇省南通市に設立する。資本金は1000万人民元(約1億3000万円)で、出資比率はフランスベッドホールディングス80%、江蘇英端集団有限公司12%、ダイソウ工業8%。

■DIC 江蘇省張家港市に生産拠点増設
DICは江蘇省張家港市の合成樹脂等の生産拠点を増設する。華東と華北地区の需要拡大に迅速に対応するもので、約6300万元(約8億円)を投じて2012年9月に着工、2013年9月より設備稼働を開始する。年間約1万2000トンの生産能力を増強する予定で、増産品目は、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、金属石鹸など。

■信越化学 マグネット用合金の製造拠点
信越化学工業は、福建省龍岩市長汀県にレア・アースマグネットの中間原料であるマグネット用合金を製造する新会社「信越(長汀)科技」を設立した。投資額は15億円、生産能力は年産3000トンで、2013年1月の操業開始を予定している。

■アイシン精機 天津市に生産拠点
アイシン精機の子会社「アイシン・エィ・ダブリュ」は、自動車用自動変速機の需要拡大に対応するため、天津に自動車部品(自動車用自動変速機)の生産と販売及びアフターサービスの拠点を新たに設立する。資本金は1億米ドルで、アイシン・エィ・ダブリュが100% 出資。

■東海ゴム 天津のプレス金型製作会社開所
東海ゴム工業は2012年3月9日、プレス金型製造の合弁会社TJDを開所した。中国プレス部品メーカー「天津市津栄天宇精密机械」と金属部品メーカー「TRIメテックス」等との合弁。2011年12月より本格生産を開始している。

■テルモ 医療機器メーカーと腹膜透析事業で合弁
テルモは2012年3月18日、中国の最大手医療機器メーカー「威高集団」の中核事業会社である「山東威高集団医用高分子製品」と、腹膜透析事業での戦略的提携に関する基本契約を締結した。「威海威高血液浄化製品」と、腹膜透析関連製品の製造を行なう合弁会社「威高泰尓茂(威海)医療製品」を設立する予定。

■丸山製作所 山東省に合弁会社設立
丸山製作所は、深セン諾普信農化と業務提携を行い、生産・販売活動を行う合弁会社「山東秋田丸山機械」を山東省臨沂市高新技術開発区に設立する。資本金は3000万人民元、出資比率は、丸山製作所34%、深セン諾普信農化62.66%、個人3.34%。

■DIC 江蘇省にパッケージ用インキのマザープラント建設
DICは江蘇省南通市において、環境対応型パッケージ用インキのマザープラントを建設する。中国内の飲料・食品などの軟包装材印刷用途を中心に、環境・安全・品質を重視した製品を提供する。新プラントは子会社の「南通迪愛生色料」に増設する。

■近鉄エクスプレス 上海・浦東総合保税区内の倉庫を増床
近鉄エクスプレスは3月1日、中国の現地法人「近鉄国際物流(中国)3PL保税物流倉庫」が上海・浦東総合保税区内の倉庫を増床した。増床面積は7591u、総面積が1万4035uとなった。2010年5月に開設し、2011年1月より営業を開始していたが、電子部品、メディカル機器等の取扱いが増加し、使用面積を拡張した。

■北川工業 工場移転
北川工業は、無錫市の無錫開技司科技の現工場から、同市内の工業集中区に約2倍のスペースの新工場を賃貸し移転する。フィルタ、ガスケット等の電磁波環境コンポーネント等に加え、ファスニング製品や電磁波対策精密部品など生産品目の拡充を予定している。

■椿本チエイン 産業用チェーン新工場
椿本チエインの産業用チェーンの製造子会社「椿本鏈条(天津)有限公司」が3月1日、天津市静海県で工場を着工した。工場の敷地面積は約6万u、工場延床面積1万3000uで9月竣工、10月から生産を開始する。

■ピジョン 生産子会社を増資
ピジョンは3月5日、生産子会社のPIGEON INDUSTRIES(CHANGZHOU)を増資し、第二期工事着手を決めた。19億5600万円を投じ、2013年7月に操業を開始する見込み。

■日阪製作所 染色機生産
日阪製作所は中国で染色機械の生産を始めた。日本製に比べ価格を30−40%抑えた中国向け専用モデルを開発し、初号機を現地企業に納めた。量産を視野に入れて現地生産体制を整備するとともに、営業展開を本格化する。専用モデルで年間40−50台の受注を目指す。


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[中国国内市場 その他]
■東急ハンズ 上海に出店
東急ハンズは2012年4月に上海市の梅龍鎮伊勢丹に出店する。中国での本格出店は初めて。店舗は梅龍鎮伊勢丹の6階、売り場面積は約363平方メートル。ヘルスアンドビューティー(健康・美容)やハウスウエア、トラベルなどを切り口に商品を約1万品目そろえる。話題商品の実演販売など、同社ならでは売り方も導入する。

■ヤクルト 天津市で宅配営業開始
「中国ヤクルト」は2012年3月26日から天津市でヤクルトレディによる「ヤクルト」の宅配営業を開始する。
中国での宅配営業は、2003年に広州ヤクルトが広州市で開始し、2005年に上海ヤクルトが上海市、2007年に北京ヤクルト販売が北京市で開始している。

■三菱重工 太平洋造船グループに技術供与
三菱重工業は中国の「太平洋造船」に対し商船建造分野の技術支援で合意し、協業契約を締結した。協業第一弾として、載貨重量トン数8万2000トン級のばら積み運搬船の共同開発に取り組む。

■デンソー 車車間通信・路車間通信の実証実験を開始
デンソーは、2012年3月22日から31日まで、同済大学と共同で車車間通信・路車間通信を活用した交通制御システムの実証実験を江蘇省太倉市の公道で開始する。デンソー初の公道における車車間通信・路車間通信の実証実験。

■三菱重工 ゴミ焼却設備の売上高2倍に
中国で5年間にゴミ焼却設備200基の増設が計画されているのを受け、三菱重工業は中国でのゴミ焼却設備の売上高を2015年3月期に現在の2倍強の100億−120億円に引き上げる。中国で累計25基を受注した実績がある100%子会社「三菱重工環境・化学エンジニアリング」(MHIEC)が北京に現地法人「菱重環環境技術服務(北京)」を設立し、2012年2月に業務を始めた。

■岩谷産業 上海にヘリウム出荷基地を建設
岩谷産業は上海市郊外にヘリウムの出荷基地を建設し、2012年度中にも立ち上げる。2010年にカタールでのヘリウム生産プロジェクトから輸入権益を取得し、2013年には同プロジェクト生産開始と同時に年800万立方メートルを引き受ける。この輸出先の一つが中国。

■日野自、大型トラックの生産台数を引き上げ
日野自動車は、2012年度のトラック・バスの世界販売で2011年度見込み比20%増の15万4800台以上を目指す。中国では大型トラックの現地生産台数を同約38%増の4000台に引き上げ、日本から供給する完成車と合わせて同約25%増の6000台規模の販売を見込む。

■アサヒ ビール販売6割増に
アサヒグループホールディングスは、中国で今年のビール販売量を前年比6割増の120万ケース(1ケース=大瓶20本)に引き上げる。沿海都市部の富裕層を中心にプレミアムビールが広がり始めた。今年は上海周辺の浙江省や江蘇省の大都市を中心に販路開拓を本格化する方針。

■トヨタ プリウス発売
トヨタ自動車は、日本で販売しているモデルのハイブリッド車「プリウス」を中国で発売した。年3,000台の販売を目指す。価格は22万9800元(約290万円)。中国第一汽車集団との合弁会社「一汽トヨタ」の長春工場で製造する。

■三菱重工 舶用低速ディーゼルエンジン生産で累計100万馬力を達成
三菱重工業の中国子会社で舶用低速ディーゼルエンジン会社「QMD」(Qingdao Qiyao Wartsila MHI Linshan Marine Diesel Company Ltd.)が、2ストローク舶用低速ディーゼルエンジンの生産で累計100万馬力を達成した。2009年3月の初号機生産から3年目での達成で、2012年2月24日、QMD青島工場で記念式典が行われた。

■ジョルダン 中国現地向けサービス展開
ジョルダンは中国関連事業拡大のため、ナビッピドットコムの子会社「ナビッピドットコム上海)」に約700万円を出資した。ジョルダンの製品「乗換案内」を基にした新サービスを計画する。上海にあるナビッピドットコムの子会社を活用し市場調査やソフトウエア開発にあたる。

■住重 中国拠点の情報システムを一元化
住友重機械工業は情報セキュリティー対策を高めるために中国の生産・販売拠点が利用している情報システムを一元化する。現地のデータセンターを活用し、ネットワークを整備したうえで、メールシステムや会計システムなどを順次構築する。

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[その他外資企業]
■LGディスプレイ 広州に8.5世代液晶ディスプレイ生産ラインを移転
2012年3月13日、韓国大手ディスプレイメーカー「LGディスプレイ」は、広州に8.5世代液晶ディスプレイ生産ラインを移転する計画を正式に発表した。関税をなくすため、韓国内から広州に移転する。

■中国産 紙用漂白剤に対する反ダンピング措置実施
2012年3月21日、アメリカ合衆国商務省は、中国から輸入される紙用漂白剤に対する、反ダンピング措置の実施を決定した。アメリカは中国大陸部から輸入される紙用漂白剤に最高109.95%、台湾から輸入される紙用漂白剤に6.2%の反ダンピング税を課すことを決定した。

■LGディスプレイ 広州に8.5世代液晶ディスプレイ生産ラインを移転
2012年3月13日、韓国大手ディスプレイメーカー「LGディスプレイ」は、広州に8.5世代液晶ディスプレイ生産ラインを移転する計画を正式に発表した。関税をなくすため、韓国内から広州に移転する。

■米フォード ディーラー数を倍増へ
フォードが重慶に4億9000万ドルを投じて建設した工場が、2012年2月24日に稼働を開始した。それに合わせて新型「フォーカス」を発表し、今後平均で1週間に2カ所のペースでディーラーを増やし、2015年には680カ所と現在の2倍に増やす予定。

■仏エルメス 商標権裁判で敗訴
仏高級ブランドのエルメス・インターナショナルが商標権裁判で敗訴した。エルメスは1997年以降、中国の商標当局に対し、現地下着メーカーが登録した商標の承認取り消しを繰り返し求めてきた。裁判所は、下着メーカーの商標が不正に取得されたという証拠はない等とし、エルメス側の主張を退けた。


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