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  中国経済トピックス

◇◆旅キャピタル◆◇

「新刊」
「中国進出企業一覧上場会社篇2011-2012年版」
蒼蒼社 21世紀中国総研
◆前半第T部は、日系現地法人データ中国地方別一覧。
◆後半第U部は、出資日本企業別のビジネス拠点一覧。
◆調査対象本社4319社の内1703社が中国に拠点を築く。
◆本書には拠点数7184、うち現地法人6517社を収録。
◆Microsoft AccessベースのCD-ROM版検索ツール付。

DVD 中国語・日本語
「コンプライアンスの基本と 実践」

PHP研究所
DVD1枚で日本語・中国語の両方が選択で視聴できる。
9つのケースドラマと解説を通して、日ごろの行動に問題がないかを確認し、コンプライアンスの基本を学ぶ内容。

※当コーナーでは中国経済関連情報を掲載しています。中国の政策動向については、中国政策REPO「経済の眼睛」WEB購読サービスで詳細にお伝えしています。


《2012年9月28日更新》
人民元市場レート(9月28日)
通貨名 100日本円 :
8.1684


■南京総合保税区設立
全国27ヶ所目の総合保税区として、南京総合保税区が9月17日に設立された。敷地面積は5.03平方kmで、保税区、保税物流区、輸出加工区、港等が統合されている。

■中国移動 2013年TD端末販売台数1億台突破を予定
中国移動は、家電量販店の蘇寧電機と国美電機、更に携帯電話販売チェーンの迪信通と、戦略的共同提携協議を締結した。2013年のTD端末販売台数を1億台突破を目指す。

■中国 洗濯機販売台数が激減
9月24日、中国国家情報センターと中国家電網が共同で、2012年の中国洗濯機市場白書を発表した。報告によると、中国市場2012年1−7月の洗濯機販売台数は1149万台に留まり、前年同期比23.89%の大幅減となった。 1―7月の洗濯機販売総額は、2011年同期比20.72%減の257億元(約3166億1800万円)となっている。 中国で一連の内需拡大政策が終了したことが、洗濯機市場大幅委縮の主な原因であると分析されている。


■北京 国慶節の旅客輸送人数は1億8000万人に達する見込み
9月27日、中国北京市交通委員会は、2012年の国慶節長期休暇期間(9月30日−10月7日)における交通予測を発表した。 北京市は、期間中の旅客輸送人数を、1日平均2,250万人として、8日間の合計では1億8,000万人に達すると予測している。なお、2011年国慶節長期休暇期間の旅客輸送人数は、1億5,332万人であった。

■手游娯楽集団 ナスダックに上場
9月26日、中国のモバイルゲーム会社「中国手游娯楽集団」がナスダックに上場した。中国企業の海外市場における上場件数は、最近大幅に減少しており、ナスダックに中国企業が上場するのは今年に入ってから初めて。


《2012年9月21日更新》
人民元市場レート(9月21日)
通貨名 100日本円 :
8 .0952


■南京総合保税区設立
全国27ヶ所目の総合保税区として、南京総合保税区が9月17日に設立された。敷地面積は5.03平方kmで、保税区、保税物流区、輸出加工区、港等が統合されている。

■大連 中国自動車パーツ製造基地
9月21日、中国自動車工業協会が、大連市のハイテク経済区である金州新区を、「中国自動車パーツ製造基地」として認可したことを発表した。同地区には現在すでに自動車パーツ生産組み立て企業が120社以上存在しており、工業生産高は300億元前後に達している。

■iPhone 5 香港で発売開始、大陸での発売日は未定
9月21日、香港でiPhone 5の販売が開始された。大陸では、中国電信が販売することが決定しているが、具体的な販売日はまだ発表されていない。

■ブロードバンド普及が最重要任務
9月18日、北京の国際展覧センターで「2012年情報通信技術エキスポ」が開幕された。同日、情報通信技術サミットが開催され、サミットの席上、中国通信企業協会の苗建華副会長が、中国の情報通信技術市場についての講演を行い、今後最大の目標はブロードバンド普及であると説明した。

■2015年までに位置情報サービス産業規模を1000億元に
9月18日、中国科学技術部は、第12次5カ年計画期間(2011−2015年)のナビゲーション及び位置情報サービス発展計画を発表した。2015年末までに、ナビゲーション・位置情報サービス産業分野において、産業基地を5カ所建設し、同分野におけるイノベーション企業を30社育成する方針。また、ナビゲーション・位置情報サービス産業市場規模を、1000億元以上に拡大する。
 


《2012年9月14日更新》
人民元市場レート(9月14日)
通貨名 100日本円 :
8.1550

■太陽エネルギー発電 2015年の年間発電量250億kwhに
国家エネルギー局は「太陽エネルギー発電第12次5ヶ年計画(2011−2015年)」を発表し、2015年末までに、中国の太陽エネルギー発電2100万kw以上に、年間発電量を250億kwhまで引き上げる計画を明らかにした。主に中国中東部に太陽光発電システムを作る。

■上海ディスニーランド 2015年開園に問題なし
中国上海市観光局によると、2012年の上海ディズニーランド及び関連施設への投資総額は100億元に達する。上海ディズニーランドは2015年末に完成予定で、建設は現在のところ順調に進んでおり、予定通りに開園される見込みとのこと。

■上半期朝鮮人参販売量2800トン
中国商務部が漢方薬材料取引統計データを公開した。報告によると2012年上半期、中国市場で販売された朝鮮人参は2800トンで、第2四半期における平均価格は、1キロあたり333元となっている。同様に上半期、中国市場で販売された三七人参は1732トンで、第2四半期の平均価格は、1キロあたり814元であった。

■海水淡水化技術設備国産率を75%に引き上げ
中国科学技術部と国家発展改革委員は、第12次5ヶ年計画期間中(2011−2015年)における海水淡水化技術発展計画についての通知を発表した。通知によると、中国は2015年までに、1日当たりの海水淡水化能力が5万トン以上のモデルプロジェクトを2−3件建設する計画を進めている。更に、海水淡水化分野におけるコア技術研究開発や、知的財産権取得をすすめ、2015年までに海水淡水化設備に国産化率を75%以上に引き上げる目標を設定した。

■レノボ ブラジル電化製品企業CCEを買収へ
中国大手PCメーカー「聯想集団(レノボ)」は、ブラジルの電化製品企業、CCEを買収する計画を発表した。3億レアル(約115億3300万円)でCCE株式の100%を買収する方針である。取引は2013年の第1四半期に完了する予定。CCE買収によってブラジル市場開拓を進めていく方針を示している。

■ガソリン 値上げ
9月10日に国家発展改革委員会は「石油精製品価格値上げに関する通知」を発表し、9月11日午前零時より、90号ガソリンの値段をリッター当たり0.41元、0号ディーゼルオイルを0.46元引き上げた。


《2012年9月7日更新》
人民元市場レート(9月7日)
通貨名 100日本円 :
8.0394

■国慶節 高速道路無料
中国交通運輸部は、国慶節と仲秋節期間中の9月30日から10月7日までの8日間、高速道路通行料を無料とすると発表した。対象となるのは小型乗用車(座席7席以下)。

■南京 地下鉄300キロを建設
2012年8月30日−9月2日、江蘇省蘇州市で開催された南京市国際化会議において、「南京市都市国際化加速推進活動概要(2012―2015)」が発表され、南京市の国際化を推進するための目標が示された。なかでも注目を集めているのが地下鉄整備計画で、2015年までに新たに8路線、300km規模の地下鉄建設を計画している。完成すれば南京市の地下鉄路線は10本に、運行距離は400kmに拡大する。

■百度 クラウドコンピューティングセンター建設
中国大手IT企業の「百度」は、100億元を投入し、クラウドコンピューティングセンターを建設する計画を発表した。場所などの詳細は明らかにされていない。すでに山西省陽泉市においてクラウドコンピューティングセンター建設を開始している。

■万達 黒龍江省3都市に総合商業施設
中国大手総合不動産企業「大連万達集団」は、170億元を投入し、黒龍江省に総合商業施設を建設する計画を明らかにした。今後2年以内に、黒龍江省のチチハル市、牡丹江市、鶏西市に、ショッピングプラザ、ホテル、オフィスビル、住宅などが含まれる、総合商業施設を建設する計画。

■広東省 クラウド・コンピューティング産業についての意見書発表
広東省は、クラウド・コンピューティング産業発展促進に関した意見書を発表した。2015年までに、クラウド・コンピューティング産業の牽引役となる企業を10社前後育成し、同省のクラウド・コンピューティング産業規模を1000億元以上に引き上げる目標を定めた。

■2011年GDP成長率を修正
2012年9月5日、中国国家統計局は2011年経済統計の修正データを発表した。2011年GDPは、前年比9.2%増の47兆1564億元と公表されていたが、この度、前年比9.3%増の47兆2882億元と修正した。


《2012年8月31日更新》
人民元市場レート(8月31日)
通貨名 100日本円 :
8.0696

■上期の対中貿易、過去最大の赤字
日本貿易振興機構(ジェトロ)は、2012年上期(1−6月期)の日中貿易収支をドル建てで計算したところ、日本側が176億ドルの貿易赤字だったと発表した。貿易赤字は上期ベースで過去最大。中国で生産されたスマートフォン(多機能携帯電話)の輸入が急増する一方、中国の景気減速で日本から中国への鉄鋼製品や建設用機械などが伸び悩んだことが主因。通年でも対中貿易赤字は過去最大を更新する可能性が高いという。
輸出は前年同期比5.7%減の737億ドル。輸入は同7.5%増の913億ドル。輸出の前年同期比マイナスは2009年以来、3年ぶり。輸入は上半期ベースで過去最高を記録した。下期にかけ中国経済は持ち直すと見込まれるものの、大幅な輸出増加は見込めず、通年でも過去最大だった2005年の貿易赤字(287億ドル)を上回る見通し。

■経産省 中国とグリーン物流網
経済産業省が中国政府に対し、物品を積載・荷役するパレットで、木製を変更し、複数回利用できる樹脂製にすることを働きかけている。環境負荷が小さい“グリーン物流網”を構築する。

■上海 モバイルインターネット産業発展計画
上海市は、第12次5ヶ年計画(2011−2015年)の終了する2015年までに、上海市モバイルインターネット産業の就業者数を6万人、営業収入総額を800億元にまで引き上げる目標を定めた。また、期間中にモバイルインターネット産業のけん引役となるモデル企業を上海に集中させると共に、イノベーション能力を持つ新たな企業を育成していく。

■テンセント武漢 IT技術研究センター着工
中国大手IT企業、謄訊(テンセント)の武漢研究センター建設プロジェクトが着工された。湖北省武漢市の江夏区廟山開発区に、敷地面積5.6平方キロメートルのインターネット技術研究センターを建設する。第1期投資総額は10億元、2014年に完成する。

■蘭州 中国西部国際自動車博覧会閉幕
甘粛省蘭州市で開催されていた、第3回中国西部国際自動車博覧会が8月27日に閉幕した。発表によると、開会期間中の来場者数は39万人、自動車販売台数は1万9813台、取引総額は19億8000万元に達した。昨年より来場者数は増加したものの、自動車販売台数と販売総額は減少し、特に中国国産車の売り上げが伸び悩んだ。

■青島国際ビール祭 開幕
2012年8年26日、中国山東省青島市で、第22回青島国際ビール祭が開幕した。開催期間は16日間で、青島市は開催期間中の来客数を396万人、ビール消費量を1180トンとみこんでいる。今回のビール祭には、アサヒ、キリン、アメリカのアンハイザー・ブッシュ(バドワイザー)、ミラーなど、世界16カ国から300以上のビールブランドが参加する。

■中国民間航空 7月乗客輸送人数9.5%増
中国民用航空によると、中国民間航空業界2012年7月の乗客輸送人数は、前年同期比9.5%増の延べ2991万人に達した。1−7月の累計輸送人数は同8.8%増の1億8100万人となった。


《2012年8月24日更新》
人民元市場レート(8月24日)
通貨名 100日本円 :
8.0514

■2002−2011経済発展報告
国家統計局は第16次全国代表大会(2002)から第18次全国代表大会(2012)の経済発展報告を発表した。人口の変化について、2002年には12億8453万人だったのが、2011年末段階では13億4735万人まで増加している。人口構成を見ていくと、0−14歳までが2002年には22.4%だったのが、2011年には16.5%。15−64歳までが2002年には70.3%だったのが、2011年には74.4%。65歳以上の人口が2002年段階では7.3%だったのが、2011年では9.1%と変化しており、高齢化が進んでいることが分かった。
都市部家庭における自動車、パソコン、携帯電話の保有状況について、自動車は2002年末には100世帯あたり0.9台だったが、2011年には18.6台まで増加。パソコンは2002年末には100世帯あたり20.6台だったが、2011年には81.9台まで増加。携帯電話は2002年末には100世帯あたり62.9台だったが、2011年には205.3台まで増加した。

■平均給与のトップは広州
全国省都22都市および4大直轄市の都市部における雇用機関在職者の2011年平均給与は、1位が広州の57,473元、2位は北京の56,061元、3位は南京の54,713元となった。

■グロ−バル衛星測位システム 民間向けサ−ビス開始
中国が自主開発したグロ−バル衛生測位システム「北斗」のサ−ビスが、今年末までにアジア太平洋をカバ−する。これによりスマ−トフォンを利用したタクシ−の呼び出しや、都市部のインテリジェント動的ナビゲ−ションなど民間へのサ−ビスが間もなく開始される。北斗システムの衛星測位・位置情報サ−ビス技術革新基地は、上海市青浦区に設立される。

■上半期スマ−トフォン出荷台数 1億台に
中国工業情報化電機通信研究院によると、2012年の上半期におけるスマ−トフォン出荷台数は、前年比197%増の1億台を突破するという。なおスマ−トフォンの中国でのブランドシェアは、国際的にシェアの多いアップル社とサムスン社に加え、華為、レノボ、ZTEなど。

■1−7月 保険料収入5.87%増
中国保険監督管理委員会によると、2012年1−7月の保険料収入が前年同期比5.87%増加の9586億5800元となった。内訳として、対人保険収入が前年同期比2.12%増の6463億700万元、損害(動産)保険収入が前年同期比14.56%増の3123億5100万元となった。

■中国ブランドランキング
胡潤研究院によると、2012年の中国ブランドランキング1位は、通信会社の中国移動(チャイナモバイル)で、ブランド価値は2760億元(約3兆4058億円)、2位は金融機関のIT企業の中国工商銀行で、ブランド価値は2530億(約3兆1220億円)、3位は同じく金融機関の中国建設銀行で、ブランド価値は1820億元(約2兆2459億円)となった。4位が民間企業トップで、IT企業の百度がランクインした。ブランド価値は1470億元(約1兆8110億元)。

■上半期果物輸入量199万1000トン
中国の2012年上半期の果物輸出入状況は、前年同期比2.9%増の221万6000トンであった。輸出総額は同10.6%増の27億7000万ドル(約2175億2800万円)となっている。1−6月の果物輸入量は、同7.8%増の199万1000トン。輸入総額は同28.2%増の20億8000万ドル(約1633億4200万円)。上半期の果物貿易黒字は、6億9000万ドルとなり、同21.7%縮小した。

■白雲空港 1−7月乗客乗降数は2773万2600人
広州白雲国際空港の2012年7月の乗客乗降数は、前年同期比6.2%増の417万6600人であった。これにより、1−7月の乗客乗降数は、同7.24%増の2773万2600人に達した。また7月の貨物取扱量は、同7.2%増の10万3100トン。1−7月の貨物取扱量は、同5.75%増の69万8100トンとなる。

■2012年上半期 3大家電輸出状況
2012年1−6月の3大家電輸出状況は、エアコンが前年同期比1.7%減の3233万台、冷蔵庫(冷凍庫)が同2.4%減の1701万台、洗濯機は、同15.8%増の1007万台で、3大家電の中で唯一輸出台数が増加した。


《2012年8月10日更新》
人民元市場レート(8月10日)
通貨名 100日本円 :
8.0816

■“中国版シリコンバレー” 青島に誕生
青島市に“中国版シリコンバレー”を目指した産業集積地「青島国際イノベーションパーク」が誕生する。同市労山区が総額約560億円を投じ、東京ドーム2.5個分に相当する11万8000平方メートルの敷地に、ソフトウエアやバイオなど先端的で市場創造型の企業を集めた団地を建設する。日本企業ではNECソフトが進出を決めている。

■中国食品工業企業 上半期純利益3兆7650億元
中国国家統計局によると、2012年1−6月の中国食品工業企業の総生産高は前年同期比23%増の3兆7650億元(約46兆4591億円)に達した。利益総額は、同21.7%増の1825億元(約2兆2520億円)となった。また同期の食品工業輸出入総額は、前年同期比11.7%増の393億4000万ドル(約3兆850億円)で、貿易黒字は24億8000万元(約1945億円)であった。

■スマートフォン出荷台数 中国が世界の27%
調査会社Canalys Researchの世界スマートフォン市場報告によると、2012年第2四半期の全世界におけるスマートフォン出荷台数は、前年同期比46.9%増の1億5830万台であった。同期の中国におけるスマートフォン販売台数は、同199%増の4200万台と大幅に増加した。中国市場が世界に占める割合は27%で、アメリカの16%を大きく上回って世界最大となった。

■中国農業発展銀行の支店が開設される
中国農業発展銀行の、チベット支店が開設された。中国農業発展銀行は中国の農業政策に連動して、農民向けの低金利融資などを行う金融機関。チベットに農業政策性銀行の支店が開設されるのは初めて。

■6月エアコン販売台数7.28%減
中国家電業界センターの最新の家電市場報告によると、2012年6月の全国エアコン販売台数は、前年同期比7.28%減少した。同期の冷蔵庫販売台数は同6.26%減、テレビ販売台数は同3.88%減、洗濯機販売台数は同0.05%減となり、中国の6月の家電市場は、全体的に不調であった。

■10日からガソリン値上げ
国家発展・改革委員会は、8月10日の午前零時からガソリン、ディーゼル油の価格をそれぞれ1トン当たり390元、370元値上げすると通知した。単価(全国平均)は90#ガソリンが0.29元/L、0#ディーゼル油が0.32元/Lの値上げとなる。


《2012年8月3日更新》
人民元市場レート(8月3日)
通貨名 100日本円 :
8.1220


■上半期 化学原料・化学製品の利益22.5%減
国家統計局によると、2012年1−6月の全国大型工業企業の利益は2兆3,117億元で、前年同期比2.2%減少した。うち、化学原料及び化学製品製造の利益は同2.5%減少し、石油・天然ガス採掘業の利益は同0.5%増加した。

■上半期 危険化学品事故大幅減
2012年7月28−31日、ハルピンで第4回全国石油・化工生産安全及び制御技術交流会が開かれた。席上発表された上半期の危険化学品事故の統計によると、事故数は19件、死亡者は60名で、昨年同期比それぞれ45.7%と40.8%減少した。危険化学品事故件数は、全国各種事故総数の0.14%、死亡者数は同2.1%を占める。
また、2011年の危険化学品事故件数は66件で前年比6件の増加、死亡者数は128名で前年比7名の減少となった。

■上半期 道路・水路固定資産投資6.2%減
中国交通運輸部によると、中国の2012年上半期の道路・水路固定資産投資は、前年同期比6.2%減の5490億元(約42兆9538億円)となった。内訳は、道路建設投資が同7.8%減の4733億元。沿岸整備投資が同4.9%増の450億元。内陸河川整備投資が、同33.1%増の211億元となっている。2012年上半期の中国道路・水路固定資産投資は、大幅に減少した。下半期も縮小傾向が続くが、減少幅は小さくなると予測されている。

■山東省 映画産業収入を2015年までに300億元以上に
山東省が、第12次5カ年計画期間(2011−2015年)における文化産業発展計画を発表した。計画によると、山東省は第12次5カ年計画が終了する2015年までに、文化産業付加価値額の同省全付加価値額に占める割合を5%以上に引き上げる。映画産業の営業収入を2015年までに300億元、できれば350億元にまで引き上げる。

■天津  総合自動車アフターマーケット区を建設
2012年8月3日、天津市濱海新区の胡家園産業区に、天津濱海国際自動車万博区が誕生する。計画によると、天津市は30億元を投入し、今後3年前後をかけて、同地区に総合自動車アフターマーケット産業基地を建設する。国際自動車万博区の敷地面積は約1000ムー(1ムー=1/15ヘクタール)で、完成後には自動車修理・メンテナンス、パーツ販売や、自動車金融など、自動車利用に関するあらゆるサービスを受けることが可能となる。

■万達 黒龍江省3都市に総合商業施設を建設する計画
中国大手総合不動産企業「大連万達集団」は170億元を投入し、黒龍江省に総合商業施設を建設する計画を明らかにした。万達集団は、今後2年以内に170億元を投資し、黒龍江省のチチハル市、牡丹江市、鶏西市に、ショッピングプラザ、ホテル、オフィスビル、住宅などを含む総合商業施設を建設する計画を明らかにした。

《2012年7月27日更新》
人民元市場レート(7月27日)
通貨名 100日本円 :
8.0879

■上半期 9省でバイオマス発電プロジェクト20件認可
国家発展改革委員会は2012年上半期に全国の9省で20件のバイオマス発電プロジェクトを認可した。業界関係者は「近年なかったほどのハイペースだ」と指摘している。 

■北京の豪雨で洪水防止関連銘柄が急騰
北京市を襲った豪雨により、A株市場では土木建設ボードの各銘柄の多くが開始早々値上がりし、終了時にはボード全体で前営業日比1.79%上昇し、上海・深セン両証券取引所の値上がりを牽引した。中でも浙江利欧株式有限公司(002131)は2度にわたりストップ高直前まで値上がりした。

■医療保険加盟者数 5億2160万人に
人的資源社会保障部が、2012年第2四半期の社会保険業務状況を報告した。報告によると、2012年6月末時点での、中国都市部における基本医療保険加盟者数は、前年末比4817万人増の5億2160万人に達した。養老保険(日本の年金に相当)加盟者数は、同922万人増の2億9313万人、労災保険加盟者数は、同476万人増の1億8172万人、出産保険加盟者数は同800万人増の1億4692万人、失業保険加盟者数は、同314万人増の1億4631万人に達している。

■黒龍江省 上半期ビール輸出額が大幅増
黒龍江省検査検疫局によると、同省の2012年上半期のビール輸出量は1788キロリットルで、前年同期比90.26%増と大幅に増加した。また同期のビール輸出総額は158万ドル(約1億2342万円)で、同118.18%と、こちらも大幅に増加している。特にハルピンビールの輸出が伸びており、輸出量・額ともに倍増している。

■携帯電話ユーザー 10億5198万件に
工業情報化部が中国全国の2012年上半期の通信業統計データを発表した。報告によると2012年1−6月、全国の固定電話ユーザー数は180万8000件減少の2億8331万件にまで縮小した。その一方で、同期の携帯電話ユーザー数は6572万7000件増の10億5198件に達し、うち3G携帯電話ユーザーは、4733万件増の1億7575万件に拡大している。また、ブロードバンドインターネット利用件数は1403万1000件増加し、1億6403万件に達した。

■モバイルゲーム 売上高248億4000万元
中国出版工作者協会遊戯出版物工作委員会が2012年上半期のPC・モバイルゲーム市場報告を発表した。報告によると、全国のインターネットゲームユーザーは、2012年6月末時点で3億人に達した。同期の全国PC・モバイルゲームの売上高は、前年同期比18.5%増の248億4000万元(約3035億500万円)で、うちPCネットワークゲームの売り上げが、前年同期比16.9%増の235億5000万元を占めた。


《2012年7月20日更新》
人民元市場レート(7月20日)
通貨名 100日本円 :8.0155

■上半期保険料収入8532億3000万元
中国保険監督管理委員会によると、中国の2012年1−6月の保険料収入は、前年同期比5.9%増の8532億3000万元(約10兆5732億円)に達した。保険料収入の増加幅が前年同期よりも拡大している。また、6月末時点での中国保健会社資産総額は、2011年末より13.3%拡大し、6兆7800億元(約84兆円)に達した。

■2012年1―6月の原油生産量1億トンに
中国発展改革委員会は2012年上半期の中国石油業界統計データを発表した。中国の2012年1−6月の原油生産量は昨年同期比1.6%減の1億11万トン、原油加工量は昨年同期比0.2%増の2億365万トン、石油精製品生産量は同2.7%増の1億2623万トン、1−6月の石油精製品消費量は同2.9%増の2.9%増の1億2174万トンであった。消費量の内訳は、ディーゼルオイルが、前年同期比0.8%増7512万トン、ガソリンが同6.7%増の3762万トンとなっている。

■スマートフォンの9割以上がAndroid
中国工業情報化部は2012年上半期の中国携帯電話市場状況を発表した。2012年1−6月、中国市場の携帯電話出荷台数は1億9491万台に達した。うち3G携帯電話が全体の58%に当たる1億687万台を占めている。また同期間中、新たに発売された携帯電話は2099モデルに達した。世代別で見ると2Gが1298モデル、3Gが801モデル。また、種類別にみると、スマートフォンが822モデルに達し、うち801モデルがAndroidプラットフォームを利用している。

■電力消費量伸びが鈍化傾向
国家エネルギー局によると、6月の電力消費量は前年同期比4.3%増の4136億キロワット時(kWh)だった。1−6月の電力消費量は前年同期比5.5%増の2兆3755億kWhで、伸び率は前年同期より6.7ポイント下がった。6月単月では伸び率は前月から0.9ポイント下がった。専門家は電力消費の伸びが鈍化傾向にあるが、安定成長に向けた措置の強化に伴い、下半期に安定化、または回復に転じる可能性があると指摘した。

■第2四半期香港の失業率は3.2%
香港特別経済区政府によると、2012年第2四半期、香港の労働人口は1万1000人増加の379万人に達した。就業者数は8800人増加し366万人、失業者数は2100人増加の12万3000人で、失業率が3.2%となった。業種別にみると、サービス業の失業率が上昇し、建設業や製造業の失業率は減少している。


《2012年7月13日更新》
人民元市場レート(7月13日)
通貨名 100日本円 :
7.9825

■11日からガソリン価格調整
国家発展改革委員会は、2012年7月11日の午前零時からガソリン、ディーゼル油の価格をそれぞれトン当たり420元、400元値下げすると通知した。90#ガソリンと0#ディーゼル油の単価(全国平均)をそれぞれ1リットル当たり0.31元と0.34元引き下げた。

■中国鉄道部 180億元規模の10年期債権を発行
2012年7月4日、中国鉄道部が180億元(約2258億円)規模の10年期債権を発行した。統計データによると、鉄道部が2012年に入ってから発行した債券の総額は880億元(約1兆1038億円)に達した。鉄道部が1995年から現在までに発行した債権の総額は5087億元(約6兆3809億円)。しかしこの内満期を迎えているのは167億元にとどまっている。

■香港・マカオ製品にゼロ関税
2012年7月10日、中国国務院は、一部香港・マカオ原産品に対し、7月1日からゼロ関税を実施すると発表した。
対象となるのは、香港産の燻製サーモン、ソーセージ、小麦粉食品、加工穀物、尿素、未加工及び合成宝石、工業用サファイアと、マカオ原産の真珠パウダー及び模造真珠パウダー。

■中国民間航空 正常運航率を80%以上に引き上げ
2012年7月12日、中国国務院が「民間航空業発展に関する若干意見」を発表した。中国は民間航空の年間輸送量を、今後毎年12.2%拡大し、2020年までに1700億トンキロに引き上げる方針。また2020年までに、正常運航率を80%以上に引き上げる。

■2011年都市部可処分所得 上海が最高
2012年7月11日、中国財政部が2011年の都市部住民の可処分所得を発表した。1人当たりの平均可処分所得は、前年比14.1%増の2万1810元で、省(市・自治区)別では、上海市の3万6230元が最高額となった。2位は北京市の3万2903元、3位は浙江省で3万971元となった。可処分所得が3万元を突破したのは上位3地域のみ。なお、都市部可処分所得が最も低かったのは、甘粛省で1万4989元にとどまった。

■米誌「世界500社番付」中国初の2位
米経済誌フォーチュンが発表した2011年の企業売上高の上位500社に、中国企業が73社入った。日本企業の68社を抜いて、米国(132社)に次いで初めて2位におどり出た。

■財政部 2011年中央決算報告を発表
2012年7月11日、中国財政部が2011年の中央決算報告を発表した。2011年の個人所得税決算額は3633億700万元で予算の116.4%となった。車両購入税決算額は2044億8900万元で同106.1%。印紙税決算額は425億2800万元で、証券市場の取引額が予測より小さかったため、予算の77.3%に留まった。


《2012年7月6日更新》
人民元市場レート(7月6日)
通貨名 100日本円 :
7.9419

■上海市 安全生産分野で「違法取締り」特別活動
上海市は2012年5月15日−6月15日、13,000以上の検査チームを組織し、延べ2万人の検査員を動員して、安全生産分野の違法取締特別活動を行った。検査した企業は3万社余り、警告命令が1121件、生産休止・休業・建設中止命令が294件、関連許可証・職業資格の一時停止・取消が22件、非法違法により倒産に追い込まれた企業が31社、行政処分による拘留が137人、刑事責任で送検が5人、罰金は22,293.835万元となった。

■江蘇省 危険化学品の違法取締り
江蘇省は2012年5月、全省の危険化学品企業の安全特別是正プロジェクトを実施した。調査した危険化学品企業は25,813件、うち重大な潜在的危険案件が21件あった。

■1-5月 造船量落ち込み
中国船舶工業協会によると、2012年1−5月の中国の造船量(完成トンベース)は2,253万トン(DWT)となり、前年同期比10.1%減少した。同期の新規受注量は47.3%減の954万DWTと大幅に減少している。

■1-5月の収入保険料 前年同期比4.6%増
中国保険監督管理委員会によると、1-5月の保険会社の収入保険料は7,078億元で、前年同期比4.6%増加した。5月単月の収入保険料は1,156億元。

■蘭州市 地下鉄建設へ
甘粛省蘭州市は、地下鉄工事にとりかかる。市中心部の1-3号線と市中心部と郊外を結ぶ4-6号線の計6路線、総延長207キロメートル。早ければ2012年8月に着工する。

■北京重点商業企業 端午節連休の販売額15%増
北京市商業信息諮詢中心によると、2012年6月22−24日の端午節期間中、市内重点商業企業52社の販売額は7億7,000万元、前年同期比14.7%増加した。
 


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