[生産拠点]
■グッドイヤー 大連工場 生産規模拡大
アメリカ大手タイヤメーカーのグッドイヤーは、大連市にある工場の拡張工事を開始したことを発表した。投資額は4億8,500万ドルで、中国で需要が拡大している大径タイヤの生産の増強を図る。工事の完成は2020年を予定しており、年間の生産能力は約500万本増加する見込みだという。
■シャープ 中国事業統括会社 深?市鴻海工場内に新設
シャープは、中国事業を統括する新しい現地子会社を設立すると発表した。新しい現地子会社である夏普科技(仮称)は、2017年1月3日付で設立するという。設立場所は、鴻海(ホンハイ)精密工業の深?市にある龍華工場内に設置する。
鴻海の中国拠点に統括機能を置き、両社の連携をさらに密接にし、中国事業の拡大を図る。
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[中国国内市場 その他]
■ジェットスター 来年1月 成田・上海間就航
日本航空やオーストラリアのカンタスグループが出資する格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンは、2017年1月23日から成田―上海間の航路を開設すると発表した。週に4往復を運航するという。
片道の運賃は、空港使用料を除く4,980円からとなっている。
■ワタミ 中国事業再編
居酒屋大手ワタミは、中国での事業を再編する。海南航空などを傘下に持つ海航集団の外食企業と合弁を設立し、店舗展開を直営方式から合弁会社を通じたフランチャイズチェーン方針に転換する。中国本土での店舗を早期にこれまでの3倍の100店にするとしている。
■東建物 中国でマンション事業が好調
東京建物は、2016年12月期の連結純利益が前期比16%増の190億円になる予測を発表した。当初の予想は165億元であったが、揚州や青島で展開しているマンション事業が好調だったため。持ち分法投資利益などが想定より25億円増えるという。
■カシオ 電卓 2,000元以上の電卓 発売
カシオが中国の富裕層向けに、中国で通常の10倍以上にあたる2,290元の電卓を販売する。本体はアルミニウム合金を使用し、色は金色を採用している。
■ローソン ポイントサービス導入
ローソンは12月に中国のコンビニエンスストアにポイントサービスを導入することを発表した。
香港のITベンチャーに出資し、スマホ用のアプリで買い物する度に金額に応じたポイントがたまり、クーポン券と交換するシステムを構築する。
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【その他外資企業】
■スイス カフェチェーン 2018年 中国店舗100店舗
スイスのカフェチェーンであるセガフレード・ザネッティ・エスプレッソ・ワールドワイドは、アジアの店舗網を拡大することを発表した。中国の店舗を2018年までに現在の10倍の100店舗に増やすという。
■アメリカ宿泊施設サイト 中国企業買収
アメリカの宿泊施設・民宿の貸出者向けウェブサイトのエアビーアンドビー(Airbnb)は、中国同業者の買収に向け交渉中と報じられた。また11月23日には、中国旅行サイト大手の携程旅行網(C-trip)がイギリスの同業者を14億ポンドで買収すると発表した。
いずれも中国人旅行者の獲得することが狙いと見られている。
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