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  2012年1月 日系企業他中国進出状況  


DVD 中国語・日本語
「コンプライアンスの基本と 実践」

PHP研究所
DVD1枚で日本語・中国語の両方が選択で視聴できる。
9つのケースドラマと解説を通して、日ごろの行動に問題がないかを確認し、コンプライアンスの基本を学ぶ内容。


「中国投資・ビジネスガイドブック」
エヌ・エヌ・エー、チャイナワーク[編]
今後の中国ビジネスのための新指針!
◇税法、物流、不動産、進出と撤退、人事労務などの最新情報を網羅
◇日系進出企業を熟知したエキスパートが専門分野を解説
◇開放された中国の巨大マーケットへの企業戦略にも必携

 

●日系企業 [生産拠点]     [国内市場その他] ●その他外資企業

≪日系企業≫

[生産拠点]
■神鋼 弁バネ向け高級鋼線を生産
神戸製鋼所は、中国で自動車エンジンのバルブ用バネ(弁バネ)に用いる高級鋼線の現地生産に乗り出す。弁バネメーカーが現地生産能力を拡大しているのに合わせ、現地生産にシフトを進める。広東省佛山市に資本金6億5000万円で100%出資のコベルコスプリングワイヤ(佛山)を設立した。

■クボタ 農業用トラクター生産
クボタは2013年中に中国で農業用トラクターの現地生産に乗り出す。現在、中国向け製品は日本から輸出しているが、現地生産でコスト競争力を向上し拡販につなげる。中国で生産するのは、現地向け農業用トラクター。80馬力クラスが中心。

■ホンダ 2モーター搭載の中・大型HVを生産
ホンダは中・大型車向けに現在開発中の次期システムを搭載したハイブリッド車(HV)を2014年以降、中国でも生産する。具体的な車種や生産拠点などは「まだ検討中」。

■SCSK 現地法人を12年中に統合
SCSKは旧住商情報システムと旧CSKが上海市と大連市に設けた現地法人を2012年中に統合し、現地の事業基盤を整備する。上海と大連の現地法人をそれぞれ統合することで、上海は約160人、大連は約220人体制になる見通し。合併効果を生かして中国で事業拡大を狙う。
 
■大阪中小3社 機械部品の合弁設立
ナカリキッドコントロール、田村製作所、日本プラテックの大阪中小3社は共同で、精密機械部品の中国生産を始める。山東省威海市に合弁会社「仲广泰克(威海)精密机械」を設立、2月から金属や樹脂の切削加工、樹脂素材の販売に乗り出す。NLC向けの部品加工から始め、将来は中国の大手メーカーや現地に進出する日系メーカーからも受注獲得を目指す。

■LIXIL 住宅設備機器や建材生産合弁設立
LIXILは中国のハイアールグループと住宅設備機器や建材の生産合弁会社「驪住海爾住建設施」を設立した。キッチン月間7000セットの生産を開始した。資本金は25億4200万円。2012年夏にはドアや住宅用サッシ、人工大理石などに生産品目を拡大する。

■ダイキン工業 エアコン生産会社設立
ダイキン工業は子会社の「大金(中国)投資」を通じ、江蘇省蘇州市に、住宅用エアコンと店舗用エアコンの生産会社「大金空調(蘇州)」を設立する。資本金は12億元で、「大金(中国)投資 」の100%出資。

■ミロク 江蘇省に製造・販売孫会社を設立
ミロクの子会社「ミロク機械」が江蘇省に100%出資で子会社を設立する。新設される「弥勒深孔机械(太倉)有限公司」は今後、精密工作機械加工用高速超硬刃物の製造、特殊精密深孔加工を中国市場で展開する。

■フォスター電機 広東省に製造・販売拠点を設立
フォスター電機は、子会社の豊達電機(香港)の子会社を広東省高州市に設立する。
主な業務はスピーカ、ヘッドホンおよび関連部品の製造、販売。資本金は200万人民元(約2億4000万円)。

■三菱電機 放電加工機の月産能力30%増
三菱電機は2012年に大連工場(大連市)で放電加工機の月産能力を現状比30%増の170台に引き上げる。現在の中国販売シェアは約20%だが、生産増強などにより25%を目指す。

■NECライティング LED照明の中国事業強化
NECライティングは、上海市で発光ダイオード(LED)照明の現地生産を始めた。現地法人「NEC光電(上海)」での生産開始に併せて販売網も拡大。18店舗ある販売店を2013年4月までに50店程度まで増やし拡販する。既存光源とLEDを合わせた現地法人の売上高を12年度に約10億円、数年内に50億円規模を目指す。

■レンゴー 天津に新工場開設
レンゴーの中国子会社「天津聯合包装」の新工場が完成し、2012年初より営業を開始した。新工場は、天津経済技術開発区(TEDA)へのアクセスがよく、進出企業の段ボール需要に応えるため、生産能力を倍増した。

■不二越 江蘇省に工場新設
不二越は江蘇省張家港市に生産拠点「那智不二越(江蘇)精密機械有限公司」を新設する。自動車、建設機械、工作機械向けの油圧機器や精密工具などの現地生産を本格化する。総投資額は40億円で、6月に着工、2013年1月竣工の計画。2015年度の売上規模は100億円を想定している。

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[中国国内市場 その他]
■NECロジスティクス 重慶市に事務所開設
NECロジスティクスの中国現地法人「日電国際貨運(上海)」が、中国重慶市に事務所を開設した。重慶・成都エリアの電子機器系・自動車系の顧客を中心とした物流サービスを強化する。

■日新 上海向け危険品直行混載サービス開始
日新は上海向け危険品直行混載サービスを2月中旬から開始する。混載仕立て船は週1便、取り扱い可能貨物は国際海上危険物規則(IMDG)3,6,8,9。

■森精機 瀋陽機床から鋳物調達
森精機製作所は4月をめどに中国大手工作機械メーカー「瀋陽機床」から月500トンの鋳物を調達する。ドルで購入して為替変動リスクを抑制し、工作機械のコスト競争力を強化する。現在、部材に用いる鋳物は日本製を中心に全体で月三千数百トン購入している。4月以降は約6分の1が中国製になる。 

■富士機械製造 電子部品の合弁会社設立
富士機械製造は江蘇省昆山市に合弁会社「昆山之富士機械製造」を設立した。事業内容は電子部品組立機等。

■日本電産トーソク 変速機部品部材の現調率90%超に引き上げ
日本電産トーソクは2012年度内に、中国で製造している自動車用変速機部品に使う部材の現地調達率(金額ベース)を現状の10%未満から90%超に引き上げる。中国で量産を始める電磁弁やコントロールバルブの現地調達を推進することで価格競争力を高め、貿易リスクを軽減する。併せて、中国拠点に車部品の設計・開発機能を持たせる検討も開始。現地ニーズに沿った部品を供給することで、日系や現地資本の車メーカーとの取引拡大を狙う。

■2011年日系乗用車メーカー 乗用車販売
日系乗用車メーカー6社の2011年(1−12月)の中国における新車販売台数は、日産自動車、トヨタ自動車、富士重工業の3社が前年比で増加した一方、ホンダ、マツダ、三菱自動車が前年割れとなった。
日産は前年比21.9%増の124万台と大幅増。2011年に投入した小型車「サニー」、同「ティーダ」や、スポーツ多目的車(SUV)「キャシュカイ」などの販売が好調だった。中国での人気車種は小型セダンやSUVが高い販売増を示している。

■東海運 青島子会社設立
東海運は青島に子会社を設立した。新会社「東華貨運代理(青島)有限公司」は、衣料品等の検査・検針のノウハウを有する香港企業 LNL COMPANY LIMITED(福民遠東)と業務提携し、日系企業向けに高品質な物流加工業務を提供する。

■日立物流 DICの香港・中国の物流子会社を子会社化
日立物流は、化学業界大手DICの子会社「DIC通運」の株式41.86%を日立物流の子会社「日立物流ファインネクスト」が譲り受け、90%保有することで合意した。
DICの香港・中国物流子会社を連結子会社とすることで、当該地域での化学品物流事業の深耕を図り、同社グループの現地法人との協業による合理化を進め、DICグループの中国事業拡大をサポートする。

■日通 東風汽車物流子会社と提携
日本通運の中国現地法人「日通国際物流(中国)」は、東風汽車のグループ会社「広州風神物流」と戦略的業務提携を締結した。風神物流は自動車物流の専門会社で、東風汽車グループの生産部品調達、完成車輸送、保守部品の保管・配送業務を行なっており、広州、武漢、襄陽、鄭州、北京、上海、済南に多くの拠点を構え、自社車両500台超、従業員数4400名余りの体制を有している。

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[その他外資企業]
■ロールス・ロイス 中国が最大の販売市場となる
2012年1月9日、ロールス・ロイスが2011年の自動車販売状況を発表した。発表によると、2011年の販売台数は前年比31%増の3538台。1978年の販売台数3347台を超えて過去最多となった。販売台数増加率は、アジア太平洋地域が前年比47%増、中東地域が同23%増、北米地域が同17%増となっている。その中でも特に中国市場での売上が前年比67%の大幅増、売上台数は1000台を突破し、アメリカ市場を抜いて最多となった。


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