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  2011年10月 日系企業他中国進出状況  

「中国投資・ビジネスガイドブック」
エヌ・エヌ・エー、チャイナワーク[編]
今後の中国ビジネスのための新指針!
◇税法、物流、不動産、進出と撤退、人事労務などの最新情報を網羅
◇日系進出企業を熟知したエキスパートが専門分野を解説
◇開放された中国の巨大マーケットへの企業戦略にも必携

 

●日系企業 [生産拠点]     [国内市場その他] ●その他外資企業

≪日系企業≫

[生産拠点]

■昭和産業 新工場建設
昭和産業の大成集団との合弁会社が、新工場を建設する。従来の乳・卵フリーの設備の他に新たにラインを増設し、新工場の製造能力は年1万2000トンの倍増となる。

■ホンダ 重慶市に新工場竣工
本田技研工業の汎用製品生産販売合弁会社である「嘉陵−本田発動機」が進めていた新工場が竣工した。新工場の投資額は約2.1億元(約25億円)、鋳造、プレス、塗装、完成品の組み立て、点検、製品梱包などの生産工程を備え、旧工場で培った生産技術と新たな環境技術を取り入れた先進的な工場として来月から稼働開始する。

■ニホンフラッシュ 製造子会社を設立
日本フラッシュは、江西省宜春市経済技術開発区に子会社設立を決めた。室内ドア・化粧造作材・収納ユニット等内装システム部材の製造販売を行う。投資額は2200万米ドル、敷地面積6万6700uに建屋面積2万7100uの工場を建設し、2012年8月創業の計画。

■河西工業 自動車用内装部品を生産
河西工業は、河南省開封市に合弁で自動車用内装部品の製造・販売会社を設立する。出資比率は河西工業10%、広州河西50%、海南鈞達40%、資本金:6000万人民元(約7億5000万円)、2012年1月設立予定。

■淀川製鋼所 中国でめっき鋼板・カラー鋼板生産
淀川製鋼所は、合肥経済技術開発区に子会社「淀川盛餘(合肥)高科技鋼板」を設立し、めっき鋼板・カラー鋼板の製造を開始する。11月下旬に着工、来年4月稼働の予定。

■豊田通商、朝日工業 山東省に合弁会社設立
豊田通商と朝日工業は、中国の大手食品会社である龍大食品集団と、山東省で有機と有機化成肥料製造・販売の合弁会社を設立する。資本金は2500万元(約3億円)、出資比率は豊田通商グループ37%(内、豊田通商中国12%)、龍大食品集団33%、朝日工業30%。

■安川電機 上海でロボットシステム新工場
安川電機は、ロボットのユーザーが集積する華東地域への対応力を強化するため、上海市嘉定区にロボットシステムの新工場「安川首鋼機器人有限公司上海分公司」を設立する。中国でのシステム供給能力を約2倍に増強する。

■東プレ 5湖北省に工場新設
東プレは、自動車用プレス部品の生産拠点となる100%出資の子会社を設立する。総投資額は約50億円、2012年4月設立の予定。

■堀内機械、油圧部品生産
堀内機械は、江蘇省常熟市に油圧シリンダーの生産子会社「蘇州堀内機械」を設立した。現地に進出する日系企業を対象に、一般産業機械向け油圧シリンダーを供給する。2011年12月中にテスト生産を始め、2012年2月にも本格稼働に移行する計画。

■旭光製作所 プレスブレーキ用金型工場の生産能力を増強
旭光製作所は、上海市にあるプレスブレーキ用金型工場の生産能力を増強する。フライス盤と研磨機を増設し、現在の月産能力1000本を20-30%増にする。設備投資額は3000万円。

 ■セントラル硝子 自動車用ガラス事業で合弁
セントラル硝子は、フランスのサンゴバン社と、青島で自動車用ガラス製造会社を合弁で設立する。資本金は約5000万ユーロ(約51億円)。セントラル硝子とサンゴバン社は、日本で自動車用ガラス販売の合弁会社を設立している。

■パナソニック 実装機の新工場
パナソニックは蘇州松下生産科技(蘇州市)で、10億円を投じて新工場を建設中。2012年4月に電子部品実装機の中国工場をこちらに移転、高速実装できるハイエンド機の現地生産を拡大する。
また国内拠点で対応していたアフターサービス機能を現地化し、中国のEMS企業などへの販売体制を強化する。

■フジックス 中国子会社移転
フジックスは、中国上海市の子会社の上海富士克制線を移転する。
上海富士克制線が立地している工業団地が、上海市当局より新たに土地利用計画が策定されたことに伴う移転要請を受けたも。2013年2月を目途に移転する。

■日本バイリーン 自動車用・産業用フィルタの新会社設立
日本バイリーンは、中国に自動車用フィルタと産業用フィルタの製造・販売会社を設立する。資本金は280万米ドル、2012年1月設立の予定。

■三菱化学 リチウムイオン電池用電解液製造販売会社設立
三菱化学はリチウムイオン電池用電解液を中国で製造販売するため、江蘇省常熟市に2012年2月をめどに新会社を設立する。

■三菱マテリアル 焼結部品を生産
三菱マテリアルの焼結部品事業子会社「ダイヤメット」が、中国における全額出資子会社を広東省に2012年1月に設立する。中国での自動車関連部品の現地調達ニーズに対応する。

■椿本チエイン 中国市場の物流自動化対応で、上海に合弁会社
椿本チエインは中国のビジネス拠点として、上海小波機電科技との合弁会社「上海椿本物流系統設備」を設立し、営業を開始した。資本金は100万米ドル 、出資比率は椿本チエイン90%、上海小波10%。新会社は営業・エンジニアリング業務からスタートし、3年後を目処に製造、工事、メンテナンスサービスへと業務拡大していく計画。

■UDトラックス エンジンから車両まで一貫生産
UDトラックスは、中国にトラックの新工場を建設する。ディーゼルエンジンから車両までの一貫生産体制を構築し、2013年に稼働する予定。杭州市近郊に新工場を建設し、生産を集約する方向。


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[中国国内市場 その他]
■ニチレイロジグループ 上海で物流センター増設
ニチレイロジグループの子会社「上海鮮冷儲運」は、既設棟隣接地に物流センターの増設を行う。自社車両台数増強により上海地区での配送頻度を向上させるとともに、華東地区 (蘇州・杭州)への輸送も強化し、サービス範囲を拡大する。
 
■日通 上海に中国国内引越会社を設立
日本通運は上海に中国国内引越しの現地法人「日通搬場(上海)」を10月11日に設立した。専門業者による下見・見積もり・梱包・開梱・設置まで一貫した高品質な引越サービスに対応する。

■カシオ 内陸で電子辞書の営業体制を拡充
カシオ計算機は中国内陸部で電子辞書の営業体制を拡充するため、同事業で9カ所目となる営業拠点を武漢に2011年10月20日開設する。

■NLT 民生機器市場を開拓
NLTテクノロジー(NECと中国・天馬微電子グループとの中小型液晶パネル合弁会社)は、専用メガネなしの3D(立体映像)液晶パネルで、タブレット端末(携帯型情報端末)市場に参入する検討に入った。親会社の中国・天馬微電子グループの工場を活用できるようになったため、大量生産の民生分野へ本格進出できる環境が整った。

■ハイアール 三洋電の洗濯機・冷蔵庫事業を買収
ハイアール(海爾集団)は、三洋電機の日本における洗濯機事業、家庭用冷蔵庫事業と東南アジア4カ国の白物家電販売事業を買収することで、三洋電機と最終合意した。2012年3月末までに事業譲渡を完了する。対象事業の特許・意匠、登録商標もハイアールに譲渡されるほか、国内で関連事業に従事する三洋グループの約340人が転籍する。

■しまむら 上海に1号店
しまむらは中国での第1号店を2013年2月期の上期に出店する方針を固め、今月中にも上海に現地法人を設立、店舗物件の確保に向けた交渉を本格化する。中国では当面10店程度を出店、ビジネスモデルを確立した上で大量出店に踏み切る。

■メタルワン 自動車専用の鋼材サービスセンター設立
メタルワンは広州市に、100%出資の自動車専用鋼材サービスセンター「美達王(広州)鋼材制品」を設立し、本格稼動に入った。

■パルコ 蘇州の商業施設運営管理を受託
ファッションビル運営大手のパルコは、ホームセンターの運営などを手掛ける蘇州尼盛広場(江蘇省蘇州市)から、蘇州市で建設を進める大型複合ビル内の商業施設の運営管理を受託した。パルコが中国で事業を手掛けるのは初めて。
複合ビルの敷地面積は約8,500平方メートル。延べ床面積は約10万7,000平方メートルで、このうち商業施設は約3万3,000平方メートルとなる見込み。商業施設は地下1階〜地上5階で、6階〜25階がオフィス、26階〜40階がレジデンス。

■日立 データセンター強化
日立製作所は中国でコンピューターの設置・運用に特化した「データセンター(DC)」事業を強化する。子会社の日立建設設計が上海に現地法人を設立したため、施工図面の資格取得など日本企業ではできなかった手続きが可能になる。これにより現地企業への提案を積極化する。

■日本公庫 上海に駐在員事務所
日本政策金融公庫は上海国際貿易センタービル内に上海駐在員事務所を開設した。経営課題の解決や現地日系企業同士のネットワーク構築を支援する。
中国には日本公庫と取引のある日系企業2516社が進出しており、同企業向けに、情報を提供するほか、商談会、セミナーなどを開く。

■日立造船・ナガオカなど 飲料水くみ上げから充填を共同受注
日立造船、アタカ大機、ナガオカ、ダイセン・メンブレン・システムズで構成する水ビジネスチーム「HANDs」は、大連の自動車販売会社「天巳集団」から、飲み水を地下からくみ上げ、ペットボトルに充填するまで総合的に行うプラントの建設を受注した。
受注額は十数億円規模と見られる。2012年2月にもプラント建設に着手し、13年春にも引き渡す。

■みずほコーポ 中国で100億円協調融資
みずほコーポレート銀行は中国のリース会社「仲利国際租賃」(上海市)に対し、総額8億3000万元(約100億円)のシンジケートローン(協調融資)を組成した。上海銀行や華一銀行、農業銀行など3行が参画した。人民元建て協調融資を活用し、現地の銀行を加えて大規模な資金ニーズにも即応する。


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